
ローターが機能を果たさなくなってきた。
そんな経緯から、サーキット走行で私のようにおサルさん走行(1日160分走行・・・今はシテナイヨ)をすると発生しやすいローター事象について書いてみようと思いました(素人の私が気づいた点ですが)。
※普通のサーキット走行では発生しません。1枠走行後に1時間休憩とか枠走行中にクーリングしていればないです。クーリングナシで走行とかおさるさんがなりやすいです。
まず、気づいたのが、ローターの表面に蜂の巣の断面のようなの無数のヒビマークをヒートクラックというようです。
ブレーキすることによってスピードエネルギーを熱エネルギーに変換してブレーキローターが高温になるのですが、この高温(450℃以上?)が続くと、ローター表面の組織変化がヒートクラックとして目視できるようになります。
それで、素人の自分は始めてヒートクラック(最初は表面積少ない)を見たときはアワワ!!!と吃驚して調べると、ヒートクラックになるとローター表面のフラットで無くなりつつあるので、PADの磨耗や溶着を発生し易くなります。
ヒートクラック自体はローター研磨でローター表面のフラットにすれば問題ないようですが、ほっとくと最初はローター表面の真ん中ぐらいにあった蜂の巣の断面がどんどん外周側と内周側に向かって広がって行きますが、内周末端に到着すると簡単に割れるようです。
外周末端も基本的に同じ。
そんな知識を得た後に、自分のも結構、綺麗に蜂の巣断面が広がっており交換かな?と思っていたら個人的に調べたところもっと恐ろしい「レコード盤磨耗(ローターがレコードのように線が入る)」も進行していました。
レコード盤磨耗が発生する要因は色々ありますが、キャリパーメンテしていないのが一番誘発する要因のようです。
レコード盤磨耗はヒートクラックと違って、摩擦低下というより、摩擦面が少なくなります。
デコボコやテーパー発生から一度レコード盤になると、PAD交換しても、摩擦面が少なくブレーキ性能が大幅に低下しているし、ブレーキフィーリングも基に戻りません。またPAD消耗度が半端ないです(=だから、PAD交換が頻発したのかぁ Orz )
レコード盤磨耗したときにすぐに研磨すれば良いのですが、そのまま使用を続ければPADも再利用不可能な表面になり交換頻度が半端なく、ローターも研磨が出来なくなります。
研磨=ローター消耗するのでは?と放置判断した自分は短期間でPAD交換3回とアホなことになったので、ローターについて今後はレコード盤磨耗がひどいとおもったら即研磨することにしようと心に決めました o(;-_-;)o
それと放置するとブレーキ性能低下、フィーリングダウン、コントロール性能ダウンと走りを楽しむにもマイナスで運転の悪い癖も付いちゃいます。
もし同じようにレコード盤磨耗を放置している方がいれば、ご注意をという意味でブログアップしてみました。
Posted at 2011/01/29 21:08:33 | |
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