対面通行でのリスク軽減という事です。
でも、個人的に、バイクには危険かも知れないと思っています。
万が一接触すれば人間はスライスされてしまう可能性があります…。
しかし対向車が飛び出してくる事を考えれば、リスクはプラスマイナス増減なしでしょうか。
ワイヤーロープにテフロンチューブを被せるなど、安全性向上の工夫をしてみたらどうかと思うのですが、如何なものでしょうね。
○以下ネクスコの発表について
NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本の3社は2017年3月1日(水)、暫定2車線(片側1車線)の高速道路で、中央分離帯にワイヤーロープを試行設置する区間が決定したと発表しました。
暫定2車線区間の中央分離帯に設置されたワイヤーロープの例(画像:国土交通省)。
暫定2車線区間は、日本の有料高速道路のおよそ3割にあたる2538km、無料の高規格幹線道路を含めると4112kmに及びます。その大部分は、ラバーポールで上下線が仕切られていますが、国土交通省によると、2015年には反対車線への飛び出し事故が334件発生しており、また、死亡事故率は4車線区間の約2倍に上っています。
このような状況を踏まえ、2016年12月、国土交通省が設置した「高速道路の正面衝突事故防止対策に関する技術検討委員会」がワイヤーロープの試行設置区間を選定。これを受けNEXCO各社は関係機関と協議し、過去に重大事故が起きた箇所を含む次の区間でワイヤーロープを試行設置すると発表しました。
●道央道
・落部IC~八雲IC(8.0km)
・八雲IC~国縫IC(6.4km)
・黒松内JCT~豊浦IC(6.6km)
●道東道
・夕張IC~むかわ穂別IC(3.0km)
・むかわ穂別IC~占冠IC(2.0km)
●秋田道
・北上西IC~湯田IC(2.2km)
・湯田IC~横手IC(5.7km)
・横手IC~大曲IC(6.3km)
・秋田南IC~秋田中央IC(3.5km)
●日本海東北道
・聖籠新発田IC~中条IC(8.3km)
・中条IC~荒川胎内IC(7.5km)
●磐越道
・西会津IC~津川IC(3.4km)
・三川IC~安田IC(2.5km)
・新津IC~新潟中央JCT(4.8km)
●東海環状道
・富加関IC~美濃関JCT(1.8km)
●紀勢道
・勢和多気IC~大宮大台IC(1.1km)
●舞鶴若狭道
・若狭三方IC~若狭美浜IC(1.5km)
●浜田道
・旭IC~浜田JCT(10.3km)
●山陰道(江津道路)
・江津IC~江津西IC(2.8km)
●松山道
・大洲北只IC~西予宇和IC(5.8km)
●東九州道
・門川IC~日向IC(3.0km)
・西都IC~宮崎西IC(8.6km)
・末吉財部IC~国分IC(8.2km)
ラバーポールの代わりに設置されるワイヤーロープは、反対車線への車両飛び出しを防ぐほか、設置幅が少なく済むこと、車両衝突時にたわむことで衝撃を緩和すること、緊急時に人力のみで取り外して開口部をどこでも設けられることなどの長所があります。
12路線、計約113.3kmの試行設置区間では、2017年4月から順次、ワイヤーロープが導入されます。国土交通省は今回の試行と検証の結果を踏まえ、2018年度以降、本格導入を目指す方針です。
Posted at 2017/12/05 22:23:03 | |
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