トランスファ交換

注文時、日本にただ一つの在庫だったトランスファASSYです。
縁あって、うちのブーンに取り付けとなしました。

ダイハツで開梱点検をしているとことです。

トランスファは思ったよりも簡単に交換できる部品の一つです。

オイルをドレーンします。

その次にまず、取り外すのは
排気管（O2センサーコネクターを外してから。）
シフトリンケージ
プロペラシャフト
右ドライブシャフト

トランスファを取り付けてあるボルトを外します。
長いのが３本、エンジンとステーで止まっているの短いのが４本
マウントで１本

上記ボルトを外しても落下しません。
エンジンをやや下げながら、トランスファを右に平行移動させて取り外します。

あとは逆動作となります。
こんなイメージだったと記憶しています。

交換が必要だった理由がよくわかる写真がこれです。

３万数千キロを耐え抜いたトランスファでしたが、志半ばで砕け散りました。

トランスファは突然壊れると聞いていました。
うちのブーンは丁寧に運転しているから相当破損とは無縁かと思っていたのですが、速いか遅いかといった誤差みたいなもので、結局砕けました。

トランスファは破損すると自走できなくなります。
欠けたギアで頑張っているギアにかみ込んでどんどん壊れていきます。移動は最小限が良いと考えます。

ギアが砕けたトランスファ
ケースを再使用して中身を交換する場合、ケースにクラックや歪みがないかを良く点検しないといけないとアドバイスをいただきました。


Pガレのアドバイスでは、経験則ではあるけど、ASSSY交換と比べて中身交換だけの方が、短距離でまた破損することが多かったとのことでした。

取り付け時、向かって左が車の前方になります。
真ん中の丸い穴がトランスミッションとつながります。

上の写真の穴を撮影しました。
セレーションがあります。このかみ合わせが決まらないとトランスミッションと上手く結合してくれません。

プロペラシャフト取り付け部を少し回転させながら、かみ合わせを調整します。

写真右が取り付け時車両前方になります。

ドライブシャフトが着いている所です。

ドライブシャフトを抜くときに重宝している工具です。
先端の首振りの角度を調節できます。

アルミに傷を付けないように気を付けて使用します。