リアブレーキディスク化① サイドブレーキワイヤーの問題

車検までもうすぐ半年を切るため、リアブレーキディスクの実装と構造変更書類の製作に取り掛かり始めたのですが、問題が発生

E12ノートとK13マーチではサイドワイヤーの長さが違う(汗
具体的にはタンク付近に固定されるステー～室内に入る部分の間が長いです
およそ15センチノート用は長く、フロアパネルでホイールベースを伸ばしている模様

ブレーキ側のタイコ形状が異なるためK13用をポン付けも不可

ではどうするか？

①E12ノートニスモｓ用サイドワイヤーを短縮加工

②K13ドラム用サイドワイヤーのブレーキ側タイコをディスク用に改造する

③K13で唯一リアディスクを持つ「ボレロA30」用のサイドワイヤーを入手する

②は新品のブレーキ側タイコの入手が難しいため却下
③はかなり特殊な限定車という事もあり、通常の手段では入手できないため断念

アクスルごと入手したノート用サイドワイヤーがあるため、①で行くことに

とりあえず室内に入る部分の部品を頑張って抜きます(ライターで炙り引っ張る)

そしてアウターケーブルをK13仕様の長さにサンダーでカット(上記のステーを基準にそこから先の長さを合わせる)

アウターケーブルの被膜は2重構造になっており、内側の被膜の太さは約10㎜、外した部品のカシメていない部分の内径も10㎜だったので、カシメで潰れた部分をドリルで掘ってそのまま刺し直しました

これでアウター側はK13仕様の長さになります

結局タイコは自作できなかったため、これは外注
今回は神奈川県の東栄自動車様に依頼

タイコ下の長さは69㎜で調整、ドラム用のワイヤーはブレーキ側にリターンスプリングが入っているので、外した状態のタイコ下長さは当てになりません、車体に付いていてサイドブレーキが下りた状態で測る必要があります

これでサイドワイヤーの問題が解決です