(2015.12.27追記
このエントリー、とてもアクセスが多いです。
読んでいただきLPG自動車に関して理解を深めていただくのは有難いのですが、ネット上の某知恵袋的質問掲示板にこの文章の転用を見つけました。
安易なコピペはご遠慮いただきたいです。
著作権の侵害です。
カテゴリーマスターだか何だか知らないけど、人のブログの文章をコピペして答えるだけなんて、回答者のあまりの低レベルさに笑っちゃいますね~。
せめてリンク貼るとかしてくださいよ。)
YS130クラウンの燃料タンク(ボンベ)を耐圧検査に出しました。
LPG車がガソリン車と違う点のひとつは、6年ごとに燃料タンクに耐圧検査をしなければならないことです。
タンクには燃料であるLPGを充填する期限(年月)が書かれています。この充填期限が切れると、ガススタンドで燃料を入れてもらえなくなります。
期限切れのタンクのまま乗っても問題はありませんが、燃料を入れてもらえないので、耐圧検査を通すことになります。
ちなみに車検時には充填期限が少しでもあれば車検はOKです。車検取得後に充填期限が切れたとすると、そこで耐圧検査を受ければ再び燃料補給ができます。
このタンク検査、LPG車のメンテナンスができる工場ではごく当たり前の整備項目です。そして工賃もまた工場によりけりです。
タンク検査自体は専門の検査所で行われます。
だいたい仲介業者さんやガススタンドさんなどが、修理工場やタクシー会社などからタンクを預かって検査所に持ち込んでいます。
検査に出す、といっても実際にはタクシーなどとして台数が多い車種のタンクに関しては、あらかじめ検査済みのタンクがリンク品で業者さん側に用意されている場合もあります。その場合は期限切れタンクと検査済みリンク品を乗せかえるだけの作業となります。
私のYS130クラウン(1台目)は、実は8月でタンクの期限切れでした。8月31日の23時(!)にスタンドに行って燃料を満タンにしてもらい、9月中はあまり走らないようにして燃料セーブしておりました。
10月に入ってやっと年貢の納め時のタンク検査となりました。
YS130クラウンは、すでに古い車両ですし、もうタクシーとして使っているところも少ないので、リンク品のタンクは基本的にもうありません(私の住む地域では)
リンク品がない場合は、車に載っているタンクを検査に出します(現品検査)
燃料タンクを外した車は、もちろん走ることができなくなります。
現品検査の場合は検査があがる1週間(地域や業者さんによって違います)ほど、車は単なる置物と化してしまいます。
古いLPG車になると、もうひとつ問題があります。
タンクの製造から20年を越えると、通常は検査後6年の充填期限が、なんと2年に短くなるのです。
私のタンクは車体より古く(以前の検査のときにリンク品の古いタンクに載せ換えされたため)、来年で製造20年目です。
20年目をまたがる検査になりますが、もちろん6年の有効期限は認められず、今回は2年の期限がつきました。
今後は2年おきにタンクを脱着して現品検査だと正直、面倒くさいです。。
金銭面でもビミョーではあります。
これからのこの車の維持にちょっと難関が待ち受けているわけです。。
まあそんなことを言いつつも2年ごとに検査通すとは思いますけれども。
話が少しずれますが、古いタクシー車両が残らないのはこういった燃料タンク20年超え検査問題があるのも理由のひとつではないかと思います。
まあ何はともあれ、無事に検査が終わって戻ってきてひと安心です。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2012/10/20 02:16:30