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イイね!
2011年05月24日

理想的なクーリング走行の方法とは??

理想的なクーリング走行の方法とは?? サーキットで走行すると、みるみる水温や油温、ブレーキや
タイヤなどが熱ダレし、誰もがクーリング走行を行い冷やします。

これはサーキットを走る方なら頻繁に行う行為なのですが、
効率的かつ素早く落とす事が出来ないものか?
とATSはクーリング中によく考えます。





クーリング中にクラッチを踏んで空ぶかしをする事によってウォーターポンプをビュンビュン
回した方が冷えると言う都市伝説はあれはウソですね(笑)

一般的なクーリングは3速ないし4速でおおよそ50Kmから70Kmの速度でブレーキを
なるべく踏まないように流すと思います。
さらには辛いですが、ヒーター全開にもします(これは凄く水温降下には効きます!!)

でも、吸気温度を常に表示している私はクーリングではむしろこの吸気温度が上がってしまう
事に気付きました。
とはいえ、走りだせば当然冷えるのですが、ご承知のとおり吸気温度センサーの変化は遅い。

私の場合、以前は皆さんと同様、筑波の最終コーナー手前から加速してアタックに
入っておりました。
でも、この吸気温センサーのズレを気にするようになってからはその一つ前のコーナー。
つまり2ヘアの立ち上がりからもう全開走行するようになりました。
これで現状はばっちりフルパワーです(車は遅いですが(爆))
(これは真冬ではありません。この時期でのパターンです)

ただ、この吸気温や吸気温度センサーの事を意識するようになってからは上記の
クーリング方法にさらに効果的な手法が有る事に気付きました。
理屈と照らし合わせても合点がいきます。

それはクーリング中も”アクセル全開!!”です。

何をバカな事を言っているんだと思ったでしょ!?(笑)
いやいや、マヂですよ!!

やり方はこうです。
ホームストレートと裏ストレートで時速50Kmから6速ホールドでアクセル全開にする。
苦しいながらも回転はゆっくり上昇し、時速100Kmぐらいになったらアクセルを抜き、
また50Kmまでエンブレで自然に速度を落とす。

以上です(笑)

どういう事かと言うと、スロットルバタフライを全開(ワイドオープン)にする事によって
インマニ内に空気(吸気)を導き、インマニを内部から冷やすよう心がけるのです。

クーリング中はゆっくりと走るのでバタフライは殆ど閉じている。
そうすると流入する吸気がバタフライで遮られ、一方で低回転ながらもシリンダーは
輻射熱で内部の温度が逆に上昇する。
それをアクセル全開(バタフライは真横を向く)にする事によって吸気が流れ、熱上昇を抑えられる。

ただし、これはインジェクション車限定です。キャブでこれをやったら大変な事になります(笑)
ECUはエンジン回転とアクセル開度や吸気管圧力など様々な要因を元に燃料を噴射
していますのでアクセル全開にしたからと言って燃料は全開噴射されません。

以上の考察を元に前回の走行から試みました。
結果は分かりづらいし不慣れ感バリバリですが、悪くはありませんでした。

というのも、結局クーリングは回転を抑えつつも”それなり”の速度で風をラジエーターに
当てなければそもそもエンジンは冷えない。
なのでハイギア低負荷で風を当てる為に60Km~100Kmぐらいでやさしく流すのが
ベストと考えると、そのクーリングの過程でストレートではたまにアクセルを6速100Kmまで
全開にしてインマニを冷やすのも有効。

目視で吸気温度を確認するとやはり落ちは早かったです。

ただ、これが正しいのかはトータル的には分かりません。
こんな事まで考えている奇人もそんなに居ないかと(笑)
※いや、めちゃめちゃ居るはず!!
メカの事を知り過ぎている私だからあれやこれや色々な事を考えちゃいます。。

是非、吸気温度表示が出来る方がいらしたら試してみてください。
微妙なインプレかもしれませんが(爆)
ブログ一覧 | その他 | クルマ
Posted at 2011/05/24 08:38:36

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この記事へのコメント

2011年5月24日 9:00
また1つ、裏技をネタばらししちゃいましたね(ノ∀`)

確かにこれは”目から鱗”的な方法ですよね!拙者も基本的には【あまり回転を上げないようにしながら走る】位しか実践出来ていなかったですから(^◇^;)。。。

そしてこの中で『インマニを冷やす』というのを聞いた時、一番『Σ(・∀・;)!?』となりました!・・・インマニを冷やすなんて概念、拙者にはまったくなかったですからね(--;)。。。
コメントへの返答
2011年5月24日 9:02
超速レスポン返し!(笑)

このネタはたぶんですが、時折やるのが有効のような気がしました。
と言っても夏走行用ネタなのでアタックシーズンには無用(爆)

なんか私っていつでもめまぐるしく考えているのがいけないのかも・・・(汗)
2011年5月24日 12:38
こんにちは。

インマニを冷やすですかぁ~(*^_^*)
今までは水温冷やすためにヒーター作戦はしてましたが・・。

クーリングもキチンとやろうとすると気を使いますね~
今度からは吸気温も要チェックしなくては。

バージョンアップするまでしばらく走行予定ありませんけど・・(*^_^*)。

コメントへの返答
2011年5月24日 13:41
このネタはあくまで提言と言うか、こんな考えもあると言う程度の理解でお願いします。

たぶん、TC2000やSFRのような2Km程のコースに適している考え方かな~と。。。

余計な事を考えるよりドラテクの事を考えた方がいいかも!?(笑)

※速くバージョンUPしちゃってください(笑)
 ケンちゃんと勝負だね(爆)
2011年5月24日 12:38
筑波でなくてあれですが…

FSWをこの前4月の終わりに走った時です。

あそこでクーリングするときは大体70から90ぐらいで私の場合は流してます。
ホームストレートは通常200kmでる場所なので極端に遅いと逆に怖いので100いくらで走っています。
それが丁度5速で立ち上がって6速で全開、ゆっくり引っ張る感じです。

これをやっていると水温も下がりすぎるくらいに冷えて吸気温も30℃以下まで簡単に冷えました。


ただ時期的なものやストレートの長さが違うのと私が踏み切れていないのもあるかもしれませんが参考までに…
コメントへの返答
2011年5月24日 13:44
そりゃー高速オンパレードのFSWならこれは無用な考えかも!??

走った事ないけど、高速サーキットって高ギア高負荷だから全開ラップのアタック直後って水温・油温が過激に上がるのかな???

走ってみたいけど、空力が効きすぎていてツヨシくんに直線でぶっちぎられそうな気がする(^^ゞ
2011年5月24日 13:02
物の外側の空気を動かして熱を逃がすのはよく考えますが、言われてみれば確かに内側にも空気とおってるんですよね。
クーリングは高いギアでエンジンを回しながら回るのが定石と言われて、そのまま鵜呑みにしていましたが…今回の記事でノドのツッカエが取れた気分です。
コメントへの返答
2011年5月24日 13:45
まぁ、上述の通りあくまで考え方の一例として捉えてやってください(笑)

私はいろんな事を考えちゃうもんで(爆)

それより強制電動ファンスイッチですよ!(^O^)
2011年5月24日 14:02
低回転・低負荷時にスロットル全開ですかぁ(-^〇^-)
色々と面白いこと考えますねぇ~(笑)

自分のようなメカ音痴のド素人だと吸気慣性が低い状況だといくらスロットル全開にしてバタフライをフルオープンにしたところで、空気の量も移動スピードも大したことがない領域ではインマニの冷却効果が高まるとは考えもしないですf^_^;

何でも検証して、トライ&エラーしないと他人と差はつけれないですね
コメントへの返答
2011年5月24日 14:08
あらゆる事を考えるATSです(爆)

私もそう思ったのですが、とてつもない重鎮からこの話を聞いた次第なのです。
まぁ吸気の速度は別してしも全閉のように鍋にフタをしている事を考えればそりゃーフタは開けた方がいいかなと。。
で、どうなのか?と言われると、微妙・・・(笑)

まぁ、私の場合はとにかく何でも自分でやってみると言うポリシーなので色々やってます。
”言うは易し行うは難し”ですから(^^ゞ
2011年5月24日 14:38
これはまた秘密な技を教えていただきありがとうございます。
最近大公開情報が盛りだくさんですがいいんでしょうか。。
私はとってもありがたいですが☆

エスはNAの中では発熱がスゴそうな車に見えるので
今回のような技は積極的に使っていった方がよさそうですね。
コース内でそこまで気が回るかが一番心配ですが。。
コメントへの返答
2011年5月24日 14:46
上述の通り、コースにもよると思うんです。
筑波なら表と裏のストレート使用でいい感じです♪
最近は数多くの情報を暴露してますが、まだまだ私の車のマル秘ネタはこんなもんじゃありません(笑) 大事な事はたくさん取ってあります(笑)

エスはノーマルから圧縮が高く高回転なので他車よりも熱との戦いだと思ってます。
あらゆるクーリングで車を大事にしましょう!
2011年5月24日 18:02
この際サージタンクの上を肉盛してヒートシンクにしてダクトで風当てましょう♪

これ以上考え付かないですよぉ~(笑。
コメントへの返答
2011年5月24日 18:05
もしマシニングで本当にヒートシンク形状に表面を出来たら?なんて考えちゃいます。
でもそれはそれでカッコ悪いからボツ(-_-メ)

やっぱりダクトを引いてインマニ内側にあてようかと考えています。
2011年5月24日 22:56
ジムカーナの世界ではエンジンのクーリングって言う概念はまったくないので、本当に目から鱗です。!
もちろん水温管理にはかなり気を使いますが、インマニ(吸気温)についてはまったく考えてませんでした。
でもこれはジムカーナでも重要ですね。
スタート待ちの間にアイドリングでエンジン自体を温めすぎてしまうことが確かにあるので。

ジムカでは直接的に使うことはない技ですが、考え方は大変参考になります!
目が覚めます!
コメントへの返答
2011年5月25日 7:08
ジムカは車の究極の競技だと私は思っています。あの全てに対する瞬間的な瞬発力が全てにかける負担のデカさも。。。
確かにスタート前のアイドリングをやりすぎると風が入らないエンジンルーム内は凄い熱気になります。S2000のように吸気温度センサーがある車両はスタート時点で補正が入っちゃうので何らかの対策が必要ですね。。

まぁ、ここのところというかずっと”熱”についての考えや対策などを書いているのはそれだけあらゆる物質に適切な”熱”が重要だと考えているからです。だから私の車は長持ちしているんだと思います(笑)
2011年5月24日 23:42
絶対やってみよう♪ インテはヒーターもないので全然水温下がらずで・・・・。
先日頂いたスイッチ、S2000の方ではなくDC2で使わせて頂く予定です。今更にっなてしまいましたが大事に使わせて頂きます♪

以前レーシングカートで走っている時はコーナー進入時に一瞬ノイズボックス入口を手でふさぎ、混合気を濃くすることでシリンダーを冷やす「ガソリン冷却」の技を教えてもらったことがあります。一瞬かぶるのでは?と思ったのですがタイミングよくやるとストレート速度が伸びた経験があります。
 
吸入空気温度も大切ですが、その時初めて「ガソリン冷却」という言葉を勉強させてもらいました。
今回のATSさんのブログもそれに匹敵です♪
コメントへの返答
2011年5月25日 7:16
いやいや、お恥ずかしい個人的”私見”を書いてしました(汗) これはあくまで機械を見つめて思いついた考えですので。。
でも、エンジンベンチ実験では効果があると聞いてます。
それにしてもヒーター除去はクーリングと言う意味でも痛いですね~(アタックシーズンは寒いし(笑))そのくせ重量はわずか??

私もバイク乗りだったのでキャブは熟知しています。ガソリンによる燃料冷却や立ち上がりのトルクUPには有効ですよね。
そこでキャブ車のパーコ対策として話になるのが燃料自体の冷却です。やってみたいけど重量増が。。。(笑)
2011年5月25日 0:07
へーへーへー!!
すぐに真似できるとってもナイスな情報です。
それにしても、自分で気付くなんて
やっぱりATSさんは次元が違います。

ありがとうございます。
次回の走行時に早速やってみます。
コメントへの返答
2011年5月25日 7:17
いやいや、イエチャリちゃんはまだ余計な事を考えずに走りを考えた方が良いかと。。。

とにかく私は色々考えちゃう人間なので。

走っている時も止まっている時も常にモンモンと色々考えています(笑)
2011年5月25日 0:14
似たようなことは考えたことがあります。

アクセルOFF→燃料カット
= 爆発もしない代わりに燃料冷却もされない
= 挙句、燃料カットにより一瞬リーン→ノッキング

なので、アクセルOFF時に、燃料カットではなく、なんとか点火カットできないものか・・・と。
コメントへの返答
2011年5月25日 7:21
おっしゃる通りですね。
なのでシャシダイでのパワー測定なんかでは全開レブでアクセルを戻した後に何回か煽りを入れてノッキング対策&シリンダー冷却を行うんですよね。

点火カットはアクセル連動させると他の弊害も考えられるので私は現在点火カットスイッチをクラッチペダルに仕込んで実験中です。
機構的に成功はしたのですが、実走フィールが今一なのでまだまだ試行錯誤が続いています。。。
2011年5月26日 17:07
滅多にクーリングしないボク・・・・・
猿走りのボクでもたまにはクーリング入れる時があるのでこの方法頂きです(*´∀`*)

自分はのほほ~んとしていてもATSさんのブログから知恵を頂けるのでありがたいです(笑)
コメントへの返答
2011年5月26日 23:19
あくまで考え方と言うか、こんなのどう??という提言ではありますが、理屈としてはおかしくないでしょ?

でも、スミマセン。。これは4スロには関係ありませんので(爆)
2011年5月27日 5:25
吸気温度計をみて同じ事をしてました。
というか、踏んだ方が温度冷えるやん・・・って
ただ、タイヤの温度を考えるとどういう踏み方をどうするか。
直線でスロットルをあけるのがベストなのかなぁ・・・と今も思案中ですが。
コメントへの返答
2011年5月27日 7:13
水温・油温・タイヤ・ブレーキなど全てを合わせて考えなければならないのでクーリングも何気に難しいですよね。
私ももっと色々試してみようと思います。

プロフィール

「こっそり、ひっそりと更新(笑) http://cvw.jp/b/672400/34742903/
何シテル?   12/25 19:42
ATS@AP1です。よろしくお願いします。 プライベートでS2000を弄っています。 現在筑波サーキット(TC2000)を走り込み中☆ 同じ車種で弄ってい...
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