もちろんTPMSセンサーはG30用の純正部品です。 (第4世代のRDCiなので僕のG15と同じTPMSセンサーですね。) 購入先は僕と同じところをご紹介しました。 今回+TETSU-さんには事前に夏タイヤへの履き替えのタイミングでTPMSセンサーを装着していただき、今日残りのコーディング作業を… ただ、コーディングは終了したんだけど「故障してるぞ」とメッセージが出てうまく機能しない。エンジンを再始動してもダメ。 しゃあないのぉ、といったん車両をスリープさせて再始動したら予想通りメッセージも消えてRDCも正常に動作を開始しましたよ。 ![]() 僕のG15のときは即座にRDCが有効になったんだけどなあ。 もしかしたらTPMSセンサー装着からコーディングの施工までちょっと時間が開いてしまったせいかもしれないですね。 これからDIYでTPMS/RDCコーディングをやられる方は、こういうことがあるかもと頭の片隅にでも置いておいてください。 【2022/03/24 追記】 同時期にサポートしていた@いるかさんも成功! @いるかさんはコーディングもご自身で。 E-sysのインストールやらJREのエラーやらで少し手戻りが発生しましたが、エラー回避策等々をお教えしたところクリアできたようです。 やはり自分でできると感動もひとしおですよね! この記事は、脱ランフラット作戦完了について書いています。 この記事は、TPMS導入とコーディングについて書いています。 |
(ちなみに、タイトル画像は次期B4のティーザー画像です。) 2ドアモデル撤退ごときで… と思われる方もいるでしょう。 ある意味で「信者」にはなりきれなかったのかも知れませんが、免許取得してからずっと2ドアにこだわり続けてきたので… (情けないですが複数台飼えるほどの甲斐性は持ち合わせておりません。) ただ、僕にとっての「ALPINA」は今でも、これからも気になるブランドであることに変わりはありません。子供時代の原体験としてB12 5.7クーペの姿が強烈に脳裏に焼き付いています。 さて、今回のブランド売却ですが… ALPINA GmbH 公式プレスリリースはこちら BMW AG 公式プレスリリースはこちら 二代目の長兄アンドレアスさんが代表になったころから少しずつALPINAのデザインやセッティングに変容を感じていましたが、やはりそれをもってしても時代の趨勢に抗うことができなくなったのかな。 (というか、僕は今回のニュースで初めて、弟フローリアンさんも共同代表に名を連ねていることを知りました。) 体力を使い果たしてブランド価値が下がってしまう前に「ALPINA」という名前を後生を残すことを優先して売却を決めたのでしょう。 ![]() ここでしっかり理解しておかないといけないのは、 会社ごとの売却ではなく、ブランドの売却ということ。(※ 追記にて補足) つまり、現在の「ALPINA Burkard Bovensiepen GmbH & Co. KG」という会社は、2025年末をもって完全に解体されます。 【2022/03/14 22:30 追記】 補足します。 ネットでは『なんだブランドを売っただけか』というような楽観的な意見が散見されますが、とんでもない話です。 アルピナの「哲学」を継承するのであれば、BMWと資本提携するか子会社となって会社と従業員まるごと傘下に入るだけで良かったはず。 もしかするとBMW AGもそうしたかったかもしれません。 しかし「ブランドの売却」ということは、「名前」だけを売り渡して実際の車両開発や製造からは手を引いて完全撤退することを意味します。 つまり、ALPINA社はすでに経営状況がかなり悪化していたか、あるいは、将来的に(2026年までに)破綻することが確実だったため先回りして「ブランド」のみ利益を確定させた可能性がある、のではないでしょうか。 ただ、いきなり前触れもなく「撤退」だと顧客を含めた多方面への影響が大きいので、早めに方針をアナウンスして猶予期間を設けたのはALPINAの「良心」と受け止めるべきかと。 (ドイツ独自の「GmbH & Co. KG=有限合資会社」という企業形態に明るくないので、詳しい方がいたらご教示ください。) ボーフェンジーペン家はどうなるのか、まだハッキリしたことは語られていませんが、「BOVENSIEPEN」という名前の会社を設立してファミリービジネスはそちらに移すと言っていますので、おそらくそこをボーフェンジーペン家の「資産管理会社」として今後はクラシックアルピナの整備やワインビジネスを生業としていくことになるのでしょうね。 (商標登録上、自動車と被らないワインビジネスについてはALPINAというブランドを残すようです。) そして、2026年以降、ALPINAの従業員は退職かBMWへの再雇用、あるいはその他サプライヤー等への転職斡旋を選択することになります。 ブッフローエのファクトリーはBMWグループの(おそらく新生「ALPINA」モデルの)開発拠点として転用される可能性が高いので、ほとんどの従業員は再雇用を選ぶのではないかと思います。 もちろん一部には、新生「BOVENSIEPEN」社や「ALPINA Wein GmbH」に移る人もいるでしょうね。 一方、BMWは「ALPINA」モデルと「M」モデルとの住み分けも含めて、今後どうしていくつもりなのでしょうか。 競合するメルセデスのブランド戦略に照らし合わせると BMW = メルセデスベンツ M = メルセデスAMG ALPINA = マイバッハ に相当するのかもしれません。 AMGも元々は独立系チューナーでしたが、ダイムラーグループに吸収されてメルセデスのラインナップに組み込まれた後に大きく発展しています。 ただ、それは内燃機関がまだ元気だったころの話。 はたしてEV時代になってもそのような複合ブランド戦略が成立するのか… 個人的にはあまり幸せな未来が想像できません。 おそらく今回のブランド買収劇はBMWが画策したものではなく、ALPINAが自ら持ちかけた話だと思うのでBMW側もまだ逡巡してるかも。 【2022/03/13 22:20追記】 北米のメンバーが中心の海外のフォーラムを見てみると、今回のブランド買収に歓迎的なコメントばかりでちょっと驚きました。 北米では入手できるモデルが7シリーズベースのB7のみという時代がずっと続いていて、FシリーズになってようやくB6やX系が加わりましたからね。 (現行GシリーズからはB7、B8GC、X7の3モデルが販売されています。) これまで欧州や日本を指を咥えて見ていたせいか、BMWがALPINAを吸収することで、B3やB5あたりも北米で販売されるようになるんじゃないか、という期待感の方が上回っている様子で、大変興味深いです。 さて、せっかくの機会なので、僕が書いたアルピナおよびALPINA B4の関連ブログをピックアップしてみました。興味がある方はどうぞ。 ![]() ■ アルピナのつくり方 (ALPINA製造工程のお話) → こちら ■ 2013年1月 コンセプト4シリーズ発表 → こちら ■ 2013年4月 ニコル初訪問 → こちら ■ 2013年5月 ALPINA B4 仮発注 → ブログ非公表 ■ 2013年6月 BMW F32 4シリーズ公式発表 → こちら ■ 2013年7月 ALPINA B4の初スクープ → こちら ■ 2013年7月 ニコルでニコ社長にご挨拶 → こちら ■ 2014年2月 ALPINA B4 正式発注 → こちら と こちら ■ 2014年9月6日 ALPINA B4納車 → こちら ■ 2014年9月 納車翌週に速攻で慣らし完了 → こちら ■ 2016年2月 出張にかこつけてブッフローエ訪問を画策 → こちら ■ 2017年10月 フランクフルトショー ALPINAブース訪問 → こちら ここからは、ほぼほぼメンテナンスモードに入ってしまったので、ブログもコーディングネタぐらいしか書かなくなりました。そして… ■ 2021年10月31日 ALPINA B4とお別れ → こちら 契約前からのエピソードもいろいろあり、おそらく後にも先にもこれ以上の思い入れのあるクルマは現れないような気がします。 しかも、乗り替えた矢先にブランド売却のニュース! もしあのままALPINA B4を持ち続けていたら、ALPINA最後の2ドアクーペとして、何十年後かにはとんでもないプレミアが付いてしまうかも? ま、いまのG15も今度こそBMW最後の8シリーズになる可能性大だけどw |
先日、RDCコーディングの成功を報告したときには確認のために各項目を直接弄っただけでした。 その後、正式に(?)VOコーディングで、SAコード/オプションコードを書き込んでから施工し直していますので、どのタイミングでMy BMWアプリにリンクされるようになったのか分かりません。 ま、いっかw 注意点ですが、リアルタイムではなく、最後に「走行スタンバイ」状態=エンジンONだったときに同期した情報(ログ)を表示しているだけなので、出発前に自宅から状態を確認するような便利な使い方はできません。 まあ、TPMSの仕組みを考えれば当然っちゃあ当然ですね。 この記事は、オシャレだけでなく、管理も足元から!について書いています。 |
端折って言うと、「カタログが間違っていたために希望と異なる部品が届いた」ということに尽きますが、なぜそんなことが起きてしまったのか、明らかにしておこうと思います。 昨年10月にM850iを契約した際、購入の条件として、Mドアミラーや持ち込み電装品の取り付けの他に、オプションの「黒い」ウッドトリム(後付けだと15万円ぐらい)をサービスしていただく約束になっていました。 (ちなみにタイトル画像はM850i標準の「ダークアルミ」トリム。) カタログにはこんなカラーとして載っています。 ![]() ![]() ドイツ本国含めて在庫がなく、ようやく入荷したのが初回点検の直前。 で、担当セールス氏が写真を撮って送ってくれました。 ![]() ![]() ん? なんだこれ。 どこをどう見ても綺麗な「灰色」ですね。 なんと希望のウッドトリムとは全く異なるものが届いてしまった模様。 どーいうこと? 注文した当時のことを振り返ると… 僕は自宅でカタログとETK(パーツリスト)を見て、そこに書かれていた 「アッシュ・グレイン・シルバー・エフェクト・ハイグロス・トリム」 という名前を元にディーラーに発注したんだけどなあ。 こっちが手元にあったカタログ(装備表)。 ![]() ほんでもって、こっちがETK(パーツリスト)。 ここにも「アッシュ グレイン」と書いてあるでしょ? (いつもは英語か独語ですが、ブログ用に日本語版に切り替えています。) ![]() ほら、間違ってなくね? 再確認のために徹底的に調べ上げた結果がこれです。 (最初の装備表は手元にあった上記と同じもの、残り2つはこちらで見つけました。便利なサイトがあるもんですねー。) ■ 装備表/プライスリスト:2019年5月20日版 61EPL00157/V4 ■ 装備表/プライスリスト:2019年12月20日版 61EPL00199/V5 ■ 装備表/プライスリスト:2020年8月1日版 61EPL00205/V1 なんとこれまでに2回もオプション(カラー)名が変更されています。 しかも、通常であれば、誤記や変更があったときに必ず挟まれる「訂正」のペラ紙すら作成した形跡がありません。 そもそも… この「グレイン」とか「グレー」ってのはどこから来たんだろう。 もしかして?と思って、ドイツ本国やUKのカタログも調べてみたら… ■ 希望していた「黒いウッドトリム」のオプション名 ■ 実際に届いた「灰色のウッドトリム」のオプション名 はは~ん、そういうことか… ここであらためて全情報を整理すると… (1) 過去に日本語版カタログでオプション名の誤記が少なくとも2回あった (2) そのいずれも海外では選択可能な別のオプション名と混同したもの (3) しかも、その名称を変更する際に2回とも「訂正」ではなく、シレッとカタログ/装備表そのものを作り直した (4) 2020年8月版以降の装備表にある「アッシュ ブラック なんちゃら」が正しいオプション(カラー)名である という「状況証拠」が導き出されますね。 つまり、僕はカタログの誤記につられて違うカラーのウッドトリムを手配してしまった、ということですわ。 この調査結果をBMWジャパンにぶつけたところ… 過去のカタログ履歴を遡るのが大変だったようで、ちょっと時間はかかりましたが、最終的には上記4点すべて認めた上で謝罪をいただきました。 ただし…! ・ 別のオプション名と混同したことは「事実」として社内でも確認が取れたが、その原因や経緯については社外秘に関わるため回答できない ・ 本件に限って「訂正」ではなくカタログ/装備表そのものを作り直した(差し替えた)理由についても、社外秘に関わるため回答できない ・ カタログ誤記が原因でご迷惑をおかけしたことについては謝罪するが、オプションコード(4WX)は当初から正しかったので、ディーラーが途中で気づくことも可能だったと思われる ・ よって本件はディーラーの責任と考えており、BMWジャパンとしては一切補償はできない、返品を受けることもできない ということに… エスカレーションもかけてもらって何日も交渉したんですけどね。 まあ、このジャパンの言い分には理解できる部分も無くはありません。 商法上は返品に対応する「義務」がないのも知っています。 ただ、カタログの誤記がそもそもの原因なわけだし、しかも中途半端に実在する別のオプション名でなければ、こんな混乱も起きなかったはず。 補償は別としても、せめて返品ぐらいもう少し柔軟に考えて欲しかったというのが、やはり思うところですね。 ほどなくして、ディーラーにもジャパンから同じ回答が来たそうです。 ただ、僕個人としては『ディーラーの責任ではない』と思っているので、ディーラーに押し付けるつもりは毛頭ありません。 やむなく元々欲しかったウッドトリムはあらためて注文することに。 (個人輸入も考えたけど、送料や輸入消費税を入れたらトントン。) 当然ながら、もういまさら「納車サービス」としての決裁もできないので追加費用の約15万円はまるまる「自腹」ですわ。(取付工賃はサービス。) なんだかなぁ… ちなみに、セールス氏は「グレー」のウッドトリムを持って、『こうなったら運命だと思ってコレ付けちゃいましょうよー ほら、色バッチリだし、いいと思うけどなー』と最後までテキトーなこと抜かしてましたw つーか、去年G15を売りつけたときも運命だ、なんだ言ってた記憶あるんだけど? (ま、いつもお互いにこんな調子ですけどねw) そして、こちらが、ほぼ4か月越しでようやく取り付けることができた 「アッシュ ブラック なんちゃら」のウッドトリムです。 (またもや在庫なしで本国バックオーダーでした。) ![]() ![]() 希望通りの雰囲気にはなったけど、なんかケチが付いちゃいましたね。 ということで… この「アッシュ グレイン グレー」のヤツが余ってしまいました。 8シリオーナーさんで、どなたか欲しい人いませんかね? 捨てるのも勿体ないし、ひとまずディーラーで保管してもらってます。 あ、そうそう、標準の「アルミトリム」もありますよw ジャパンも言ってましたが、 国内では過去にも、おそらく今後も、これだけ。まさに「一点物」です。 (もちろんALPINA B8ならば日本でもオプションで選べますが。) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() … いるわけないか。 8シリーズなんてめっちゃ不人気モデルだしw |
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トヨタ ソアラ 大学に通ってた頃の愛車です。 |
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