目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ドライブレコーダやレーダー探知機を付けるにはアクセサリー電源が必要だが、どこから取るのかの情報を持っていなかった。
シガライタ電源が常時供給では無くなったことは聞いていたが、シガライタ電源周りのパネルの外し方が分からない。(^^;)
シガライタは目の前にあるが、パネルに傷を付けたくないので躊躇してしまう。
オプションでストレージパッケージを付けていれば、助手席の足元やリアシートやトランク内に電源が追加されていて簡単に分岐出来たはずだが、それを知ったのは車の注文後で後の祭り。
ネットで調べてみると、トランク内のヒューズボックスから電源を取っていたので真似をすることにした。
http://www.f30post.com/forums/showthread.php?t=754283 2
まず、それぞれのヒューズの役割を把握するためにトランクの床を外し、ヒューズボックスの奥にひっそり差し込まれている紙を確認。
せっかくなので、いつでも確認出来るようにスキャンしてアップ。
2017/9/30 追記
トランク内のヒューズについて、電源の種類の調査を行い、画像を色分けしてみた。
IG(イグニッション) = Blue
ACC(アクセサリ) = Red
Constant(常時) = Yellow
各ヒューズに点を打ってある方が上流側。
※自分の調査ミスの可能性があるので、使用する時には実際に確認されたし
3
アクセサリー電源と言っても、キーを車両に差すことはないし、アイドリングストップもあるので今までの常識とは異なる。
キーをアンロックした時にオンになり、ロックした後は3~5分後にオフになる。
計測していないが恐らく3分で、コーディングで10分に変更可能と思われる。
4
BMWのヒューズって国産車と違ってデカいのばかりだったよなと平型のヒューズ電源を買ったが、実際にはミニ平型だった。(^^;)
せっかくなので平型用を使おうと電源を取り出せそうなヒューズを調べ、シガライタ電源用らしい162番から取ることにした。
ヒューズの2つの端子は上流と下流があり、必ずテスタや検電器で調べて上流の端子から取ること。
写真を見るとわかるが、ヒューズ電源上部から配線が伸びていてトランクの床に接触しそうだが、そこそこの隙間があるので大丈夫。
※ この後配線をグローブボックスまで持って行く作業を行うので、実際にヒューズボックスにヒューズ電源を差すのは作業の最後に行うこと。
5
配線をグローブボックスまで持って行くには、トランクの内張り、サイドシルカバー、Bピラーカバー等々を外して配線を隠す。
6
寒いとクリップが割れる可能性が高くなるので注意すること。具体的にどんな注意をすれば良いのかわからないが。(^^;)
既にいくつもの配線が這っているので、同じように這わせる。
7
5mの線を使用して、Aピラー下のキックパネルまで届いた。
自分はここをジャンクションポイントにして2つに分岐するつもりだったのでちょうど良かったが、インパネ中央まで持って来ようとすると足りないので注意。
8
2017/11/21 変更
ヒューズから電源を取得する際にヒューズ電源と呼ばれるパーツを使用するが、ネットを見ていると誤った接続をしているのを数多く見かける。
(意識せずに2箇所接続すると、確率的にどちらかが誤っている)
誤った情報が広まってしまうのはかなり危険で、命を落としかねない問題なので、少し書いてみる。
1. が標準の状態で、電装品の故障で想定外の電流が流れた際にヒューズ1が切れることで他の回路への被害を防いでいる。
2. がヒューズ電源を正しく接続して電装品を追加した状態で、追加電装品が故障してもヒューズ2が切れることで元々の電装品への被害はない。
3. がヒューズ電源を誤った向きに接続して電装品を追加した状態で、追加電装品が故障した際に、場合によってはヒューズ1が切れてしまい、元々の電装品も含めて両者が動作不能になってしまう。
また、ヒューズ1は元々の電装品用の容量しかないはずだが、追加電装品も合わせた電流を常時受け持つことになり、容量によっては正常な状態でも切れる可能性がある。
重要な電装品だった場合、走行中に発生すると車両が制御不能になる...かもしれない。
接続前にヒューズの上流(画像の左側)を正しく把握することが非常に非常に非常に大事。
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