ドアハンドルの本国仕様化とLED照明装着(キーシリンダについて)
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日本に輸入されているほとんどのF30のフロントドアのハンドルは、全幅を1800mmに抑えるために薄くて頼りない形状のものに換えられている。
おまけに他車種では存在するLED照明のオプションも無い。
無いなら付ければ良いだけ!とドアハンドルの部品は個人輸入で揃えたが、ETKではキーシリンダの部品についての詳細がわからなかった。
キーシリンダも日本仕様の部品で、恐らく本国仕様より薄くなっているだろうとは予想出来た。
かと言って本国仕様のキーシリンダに換えてしまうと、キー自体も変わってしまうだろうし、自分のキーに合わせてシリンダをバラして調整するのであっても面倒。
で、現在のキーシリンダで何とかしようと、部品は購入せずに部品と対峙。
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小さいカバーから大きいカバーに換えるので、ヤドカリに引っ越しの様になんとかなるはず。
左:本国仕様 / 右:日本仕様
カバー(と言うかドアハンドル)の厚みが倍ほど違うのに驚く。
左の本国仕様にはLED用の切り欠きがあるが、右の日本仕様はその切り欠きのスペースを確保出来ないくらい薄いのがわかる。
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で、上手くハマると思いきや、何故か途中で引っかかってこの状態。
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調べてみると、小さい丸の部分がカバーに干渉している上に、LEDを取り付けるためには大きい丸の部分を削る必要があることがわかった。
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ヤスリとリューターでガンガン削ってこの通り。
ある程度の工具がないと無理な作業かもしれない。
素直に本国用のキーシリンダを購入すれば良いと思うが、どういった状況になるかわからないので、部品番号の記述は控えておく。
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削ってしまえば、このようにピッタリハマってLEDもキッチリ収まる。
車両売却時に日本仕様のカバーに戻すのも問題なし。
が、キーシリンダが奥まってしまい、カバーとの間に隙間が出来てしまうのがマズイ。
ここには径の合うパイプを挟み込めば問題ないので、100円ショップかホームセンターで調達する予定。
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この隙間を埋めるためにいくつかのパイプ形状の素材(Φ19~20mm)を試したが、上手く行かず。
その時、近くにあった点鼻薬が目に止まった。
ペットボトルのフタのような形状の部分を輪切りにすると、微妙なテーパー形状なこともあり、かなり良い感じ。
流石にそのまま付くわけではないので、干渉する部分を細かくカッターで削るが、柔らかい材質なので加工しやすい。
加工した結果(写真右下)は汚い形状のリングに見えるが、干渉する部分を削った結果なので、これがピッタリハマる。
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材質がPPかもしれないので効果があるかわからないが、防水の意味も兼ねてリングとカバーを透明のエポキシ接着剤で接着しておく。
ブラックやシルバーにしないと色が変じゃないか?
との声が聞こえてきそうだが、実はLEDの照明がこのリングを透けさせてキーシリンダをうっすら照らすと言う効果がある。
キーを挿すことはないので、全く必要のない効果ではあるが。(^^;)
これは、誰一人として参考にしないであろう整備手帳だろうな。(^^;)
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