BMW G20 【フロント側】アクセサリー電源の取得

ダッシュボード周りで使用する、ドライブレコーダやレーダー探知機で必要となる電源の取り方を記述する。

G系になってから前部座席の右側にヒューズボックスが設置されたので、そこから取れば作業が楽と考えていたが、自分がテスターで調べた限りではACCと常時12VのみでIG(エンジン始動中)が存在しなかった。

BMWの場合、キーOFFしてからACCが切れるのに数分かかる。
その間もACCから電源を取得した機器は動作したままになりバッテリを消耗させてしまう。

結局、IG電源が必要な場合は従来通りトランクから引き回す必要がある。

実際にテスターを当てて調べた結果は図の通り。
ACC(アクセサリ電源) = Red
Constant(常時12V) = Yellow

各ヒューズに点を打ってある方が上流側。

アクセスするには、右ハンドルの車両の場合、ステアリング下のカバーを外す。

今までは、ねじ2つで止まっていることが多かったが、ヒューズボックスがあるためか、2つのロックを外すだけで外れる。
堅くて指が痛くなるが．．．

カバーには、チンコンカウンタとライト用の配線が接続されているので、コネクタ部で離線する。

常時12Vとアクセサリそれぞれの電源を取り出した所。
写真より手前のヒューズから電源を取ってしまうとカバーを戻した際に当たってしまうので、このくらいの位置から取り出した方が良い。

ヒューズボックス全体にアクセスするには、ボンネットを開けるレバーが付いているサイドパネルを外す必要があるが、電源は写真の位置から取れば済むので外す必要はないだろう。

ここまで引き回せば好きに使用出来るだろう。

アースはステアリング右下の小物入れを外した奥から取ることが出来る。
小物入れはT20のトルクスネジ3つで固定されている。

アースもT20のトルクスネジで非常に堅く固定されているので舐めてしまわない様に注意が必要。

もし足元のサイドパネルを外すのであれば、ボンネットを開けるレバーを外す必要がある。

今までのようにネジではなく、プラのパーツでロックされているので、小さいマイナスドライバーでロックを外す。

レバーを引いた状態で作業するのが楽。