目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
内張りを剥がす方法は難しくはないのだが、今までと異なる注意点があるのでまとめておく。
内張りは、写真の黄色い丸囲んだ場所にある2つのトルクス(T-20)で固定されている。
2
上側は平行四辺形状のパネルで隠されているので、内装剥がしで外す。
先が薄い内装剥がしが必要で、通常のものでは隙間に入らない。
自分は、Amazonで購入したセットにたまたま入っていたものが使えた。
これを書いている今現在は「B07R2BJGZZ」で検索すれば出てくるがマケプレなので注意されたし。
3
複数のクリップで固定されている内張りをバキバキと剥がすと、1本のボーデンケーブルと1本の配線がコネクタで繋がっているので外す。
今までは複数の配線が繋がっていたのでかなり楽になった。
写真でもわかるが、防音材と思われる白いふわふわが内張りに貼り付けられている。
4
ドア側は、今までのようにビニール材がブチルゴムで貼り付けられているのではなく、プラスチックのパネルが固定されている。
スピーカーは、F30では鉄板に固定されていたがG20になってこのパネルに固定されており、デッドニングだか何だかにこだわる音楽好きはがっかりするかもしれない。
5
ここからが本題。
F30までは、安そうな複数の白いクリップでドアの内張りが固定されていたが、恐らくG系からはこのクリップに一新されている。
BMWだけでなく、他のドイツ車も似たようなクリップが使用されているようだ。
取り付け前は、写真左の様な形状で内張りに固定されている。
内張りをドアに取り付けようとすると、クリップがドアの穴を通過した後で矢印の部分が押される。
すると、写真右の様にクリップ中央がスライドすることでドアの中に入った部分が開いてロックされる。
これで、内張りを下品にバンバン叩くことなく押し込むだけで取り付けることが出来る様になったのだが...
6
内張りを外す際、写真右の様にクリップの先端の円錐状のパーツが外れてしまうことがある。
恐らく、クリップが挿さっているドアの穴に引っかかりドア内部に落ちてしまったのだろう。
このパーツがドア内部の排水口を塞がなければ良いのだが...
この円錐状のパーツは極めて重要で、写真左の新品状態でわかるようにドアの穴に差し込まれるまで開かないように抑える役目がある。
これが無くなってしまった写真中央の状態では、ドアの穴に差し込まれる前から若干開いているので、穴に入ろうとした瞬間にクリップ全体が押されて開いてしまい穴に入らず内張りを固定することが出来なくなってしまう。
7
要するに円錐状のパーツを無くさなければ良いのだが、自分が内張りを外した時にはすでに5つ無くなっていた。
そのため、事前にクリップを購入しておいた方が良い。
パーツ名称とNoは以下の通りで、ドア1枚に付き9個ほど使用されている。
クリップ 51417325082
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