2011年01月03日
僕は以前は今や国産車では絶滅してしまいそうなテンロクスポーツが好きだった。全開加速や高速道路などでは確かにパワー不足を痛感する。しかし自分の持てるテクニックを駆使して田舎道やワインディングを駆け抜ける楽しさ…等身大で操る爽快感は格別だった。場所によっては格上のクラスをガンガン煽ったりぶっちぎったりもしていた。そこには駆動方式なんて関係ない軽量モデルならではの軽快感があった。だがいつの間にか僕は大パワーのマシンの虜になっていた。テンロクどころか2LのNAの名車S2000でさえその加速には遅いといつも思っていた。600馬力や700馬力のGTRのチューニングカーに何台も乗り完全にパワーに麻痺してしまった。今乗ってるZ34バージョンニスモでさえパワー不足を感じている。僕にどれだけのドライビングテクニックがあるのかわからない。ただの田舎もんがガキの頃からハチャメチャにクルマを転がしてきた程度…大したことは無いはずだ。僕の原点である軽自動車やアンダーパワーなクルマをぶん回して飛ばすってのからは遠くかけ離れてしまった。ところが先日うちの倶楽部のメンバーのMRSをタイトなワインディングで運転した時に忘れていたワクワク感を思い出した。人車一体!1800のNAでも十分に速く走るし僕のレベルだとこれ位が丁度いい。パワーにあきたなあ…電子制御に頼らないアナログなドライビング…もう一度♪

Posted at 2011/01/03 02:15:45 | |
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