作業が完了したとの連絡を受け、10月27日にFCを引き取りに行ってきました。
今回の作業内容ですが、
1.ロールバー装着
2.ECUをHALTECHに変更
3.追加メーター一式を撤去
4.純正メーターを撤去
5.メータークラスター内にRacepak及びトラストマルチメーター設置
6.リアアンダーにタモンデザインのディフューザーセンターツール装着
7.車検
と盛りだくさんな内容でした。
・・・こんだけ詰め込んでよくこの期間で終わったよね(汗
今回は足役としてみん友の
Yuji@REさんがお店まで送ってくれる事になりました♪
お言葉に甘えて、YujiさんのFCで相模原を目指します。
Yujiさん号の足のセットアップやEgの調子の話で盛り上がっているうちにお店に到着。
工場の中を覗くと・・・なんか妖しいオーラの漂うFCがw
ちょうど工場入り口にお尻を向けた状態で停車してたので、まずはリアアンダーをチェック。
・・・なんか、50㎜くらい出っ張ってますよ、この追加エアロw
Yujiさんは某リンゴのスマホ5を乗せて出っ張りを強調してました。お茶目さんw
その後、メカニックのKさんからデータシートを前に今回の仕様変更に関する説明。
グラフ上で見ると、トルクの立ち上がり位置が500回転ほど下になってました。
これはマフラーの仕様変更によるもので、全体的に下寄りになった為との事。

Haltech制御変更後

Haltech制御変更前(Power FC)
前回のグラフと比較すると僅かにパワーもトルクも上がってますが、誤差の範囲と思ってました。
この時はw
続けて、持ち込んだPCへの制御ソフトインストール。
接続確認の後、さらっとレクチャーを受けました。
まあ、おっかないので自分で触る事はないと思いますが(汗
一通り説明を受け、雑談タイムに突入したのですが、
「グラフ上だとあまり差が無い感じですけど、実際どうでした?」
なんて聞いたところ・・・代表のMさん、メカKさん2人してニヤリと笑い
K「V-Proとはまた違った味ですよね」
M「そうそう、よく詰めたV-Proとも違った味わいだよね」
と興味深いお言葉。
じゃあ、ちょっと一回りしてきますと出ようとしたところ
M「率直な感想お願いしますね。
でも、これで差が分からないとかだとSakiさん見る目変わっちゃうかも(笑」
怖いような、楽しみなような気分で、Yujiさんと車に乗り込み試乗に出発。
妙にやる気一杯になったメーターを前にエンジン始動。
アイドリングは非常に調子良い感じの音で回ってます。
バックにギアを入れてクラッチを繋いだ瞬間に違和感・・・。
あれ?こんなに軽々と動いたっけ??
で、店の前の路地を抜けて通りに入った瞬間にビックリ!
低速でのギクシャク感が全くなくなってました。
今までは信号停止で3速でアクセルオフで減速していくと、2000回転あたりでカーバッキングの傾向が見えてたのでクラッチを切ってましたが、3速のまま普通にアイドリング回転まで落ちていきます。
・・・まるで調子のいいノーマルFDみたいなんですが(汗
隣に乗ってたYujiさんは
「アクセルオフからの踏み返しが恐ろしく滑らかですね!」
なんて感想が飛び出します。
あまりに乗りやすくなってたので、途中のコンビニの駐車場でYujiさんと運転手交代。
折角なので、お店まで運転してもらいました。
感想はやはり「乗りやすい」との事。
正直、FCは自分の車しか知らないので比較していい物か悩むとこですが・・・。
明らかにパワーFC制御より乗りやすくなりました。
元々低回転域についてもかなり細かく注文をつけてセッティングしてもらってましたので、
「ちょっとだけ良くなるくらいだろうな~」
なんて思ってましたが、ここまで違うとは思いませんでした。
舐めてて申し訳ありませんでした(土下座
状態です。Haltech、マジすげーw
今回、壊れたラジオばりに口にしましたが、一番強く思った事
「普通の車になった・・・。とてもフルタービン組んでる車とは思えない」
制御系を更新しただけなのに、まるで生まれ変わったかのような激変っぷりでした。
これはもう、
新生FCとしか言いようがないです。
その後、N倉に寄るため圏央道→関越と走りましたが、アクセルレスポンスも向上し非常に気持ちのいい巡航が楽しめました。
来週あたり千葉長沼かN倉に持っていきますので、興味がある方は是非乗ってみてください。
踏んでもらうのは難しいかもしれませんが、この違いはそこらを走っても分かるレベルかと。
しかし、こうやって記事を書いてると、昨日お店で口走った感想が頭をよぎります。
「これ、良すぎて文章とか言葉で説明できないですよ」
誇張じゃなくて、マジです。はい。