
我が家のライフワークとなりつつある御朱印
集め。
今までに何度か通ってましたが、久しぶりに奈良県の神社仏閣を回ってきました。
奈良県は国内でも有数の世界遺産や国宝を有するエリアです。奈良県の至るところに寺社仏閣が存在し、歴史との関わりが深いことを知らされます。そのため、奈良観光では東大寺や興福寺といった世界遺産を一度に見ることができるのが、魅力のひとつです。
東大寺や興福寺、元興寺、新薬師寺、春日大社がある奈良公園エリアと長谷寺や室生寺のある宇陀エリアは既に御朱印を頂いているので、まだ頂いていない神社仏閣を巡りたいと思います。
1日目は明日香(飛鳥)エリアです。
近鉄 飛鳥駅からスタート。

このエリアは自転車で回るのがちょうど良く、本当なら先日買ったCannondaleを持込みたかったですが、奈良まで自転車を運ぶためのキャリアを準備できなかったので駅前でレンタサイクルを借りました。

変速なしのママチャリです。
このエリアは意外とアップダウンが多く、ギアがないとキツかった。利用する際は電動アシスト付きをお勧めします。
(1)高松塚古墳
被葬者は特定されていないが、築造は藤原京期(694~710年)。下段が直径23m、上段が直径18m、高さ5mの二段式の小さな円墳で、石室内に描かれた国宝の壁画で有名。

隣接する高松塚壁画館では復元された壁画や石棺のレプリカを観ることができます。

飛鳥美人画のレプリカ(撮影可)
明日香村には石造物も点在していますので、寺院を回る途中で立寄り。
(2)亀石
橘寺の西約600mの路傍にある大きな花崗岩の石。亀がうずくまったような形をしているため、昔から亀石と呼ばれている。現在は南西を向いているが、西を向くと葛城地域が洪水に沈むという伝説がある。
(3)橘寺(創建606年)
聖徳太子生誕の地とも、太子建立の7カ寺の一つともいわれる古刹。

木造聖徳太子坐像、木造地蔵菩薩立像、絹本著色太子絵伝 8幅など(重要文化財)
昼食は"めんどや"さん。
三輪素麺を使ったにゅうめんと柿の葉寿司。
(4)岡寺(創建7世紀末頃)
寺伝によるとおよそ1300年前、天智天皇の勅願によって建立された古刹。龍蓋寺とも称す。

義淵僧正坐像(国宝)
仁王門・書院・如意輪観音像ほか(重要文化財)
(5)飛鳥宮跡
飛鳥宮跡は飛鳥時代の宮殿跡と考えられている。発掘調査で明らかになった石敷き広場や石組みの井戸などが復原されている。この遺構は天武持統両天皇の飛鳥浄御原宮と考えられている。
(6)酒船石
小高い丘の上にある花崗岩の石造物。主軸はほぼ東西で、現存の長さ約5.5メートル、幅(南北)約2.3メートル、厚さ約1メートル

酒を造る設備、あるいは薬などを造るための設備ともされ、諸説あるが定かではない。
(7)飛鳥寺(創建596年)
蘇我馬子の発願で完成した、日本初の本格的寺院。塔を3金堂が囲む大寺だったが、鎌倉時代に伽藍の大半を焼失した。現在の本堂は江戸時代の再建だが、本尊銅造釈迦如来坐像(重要文化財)は創建時の飛鳥時代の作。

銅造釈迦如来坐像(重要文化財)
(8)飛鳥坐神社(創建不詳)
天長6年(829)、神奈備山から現在地に移転。境内には陰陽石が多数置かれ、子授けの神として信仰される。
(9)飛鳥水落遺跡
明日香村にある古代の漏刻跡とされる遺跡。国の史跡に指定されています。
NHK「ブラタモリ」の2020年4月18日放送の「奈良・飛鳥〜なぜ飛鳥は日本の国の礎となったのか?〜」でも紹介されてました。
この日の晩ごはんは彩華ラーメン🍜
地元名古屋市内にも店舗がありますが、奈良県天理市で屋台で創業し「天理ラーメン」とも言われてるので、ぜひとも本場で。

彩華ラーメン+チャーシューと餃子とライス!
もちろんニンニク増し増しでww
翌日のことを考えブレスケアも忘れずに。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2日目は斑鳩エリア
(10)法隆寺(創建607年) 世界遺産
聖徳太子と推古天皇が先帝・用明天皇の遺志を継ぎ創建したという古刹。総門の南大門(国宝)を入ると、現存する世界最古といわれる木造建築群の西院伽藍。法隆寺式伽藍配置で、中門を中央に回廊が巡らされ、内側に金堂と五重塔が立つ(いずれも国宝)。夢殿(国宝)を中心とした東院伽藍は東大門を抜けるとある。

南大門、金堂、五重塔、夢殿ほか(国宝)
大湯屋、上御堂、金剛力士像ほか(重要文化財)
(11)中宮寺(7世紀前半、607年説あり)
大和三門跡寺院のひとつ。聖徳太子の母、穴穂部間人皇后の御所を寺にしたと伝えられ、斑鳩尼寺とも呼ばれた。創建時以来の尼寺で、天文年間(1532~54)に尊智女王が入寺してからは門跡寺院となった。本堂に安置されている菩薩半跏像(国宝)は飛鳥時代後期の作。

木造菩薩半跏像(伝・如意輪観音像)、天寿国繡帳残闕(国宝)
紙製文殊菩薩立像、紙本墨書瑜伽師地論二巻(重要文化財)
ランチは古民家を改装した、イタリアンレストラン フエリチェピッチオーネでランチセット。
(12)法起寺(創建638年)世界遺産
法起寺は法隆寺東院の北東方の山裾の岡本地区に位置する。この地は聖徳太子が法華経を講じた「岡本宮」の跡地といわれ、太子の遺言により子息の山背大兄王(やましろのおおえのおう)が岡本宮を寺に改めたのが法起寺の始まりと伝えられている。

三重塔(国宝)
木造十一面観音立像、銅造菩薩立像(重要文化財)
(13)法輪寺(創建620年、670年の2説あり)
斑鳩の北方・三井(みい)の地に位置することから「三井寺」とも呼ばれる、飛鳥時代創建の古刹です。

木造薬師如来坐像、木造虚空蔵菩薩立像、木造十一面観音菩薩立像ほか(重要文化財)
(14)斑鳩神社(創建 天慶年間)
法隆寺の北東の天満山に位置し、菅原道真を祀る。法隆寺鎮守4社の1つ[要出典]で寺の鬼門の守護神とされ、現在も関係が深い。

こちらの御朱印はセルフ式。
papa donuts
JR法隆寺駅に近いカフェでおやつタイム。

シナモンシュガードーナツとアイスコーヒー♪
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3日目は西ノ京エリア
(15)休ヶ岡八幡宮(創建889〜897年)
薬師寺を守護する鎮守社で、薬師寺の南門の南に鎮座する。大分県宇佐から勧請される。
現在の社殿は、慶長8年(1603)に豊臣秀頼によって新造されたものである。

八幡三神像 【国宝】
(16)薬師寺(創建680年)世界文化遺産
天武天皇が皇后(のちの持統天皇)の病気平癒を祈って発願、藤原京に完成し、平城遷都とともに現在地に移転した。

東塔、東院堂、銅造観音菩薩立像ほか(国宝)
南門、木造十一面観音立像、木造伝大津皇子坐像ほか(重要文化財)
(17)唐招提寺(創建759年)世界遺産
唐の高僧・鑑真和上が開いた寺院。本尊の盧舎那仏坐像を安置する金堂をはじめ、講堂、鼓楼、日本最古の校倉である経蔵など8世紀に建てられた国宝の建造物が残っており世界遺産に登録

金堂、講堂、乾漆鑑真和上坐像ほか(国宝)
礼堂、木造弥勒如来坐像、木造大日如来坐像ほか(重要文化財)
最終日のランチは近鉄西ノ京駅に近いN'sカフェさん。

TKGと粕汁のセットww
(18)西大寺(創建765年)
称徳天皇の発願で東大寺に対する西の大寺として創建された官大寺。

絹本著色十二天像12幅、木造叡尊坐像、金銅宝塔及び納置品ほか(国宝)
本堂、絹本著色釈迦三尊像、木造釈迦如来立像ほか(重要文化財)
(19)秋篠寺(創建776年)
光仁天皇の勅願によって建立され、平城京西北の外れ「秋篠」の地に建てられたためこう呼ばれています。

御朱印が無かったので、チケットで。
本堂(国宝)
木造伝・伎芸天立像、木造地蔵菩薩立像、木造大元帥明王立像ほか(重要文化財)
(20)海龍王寺(創建745年)
海龍王寺は平城宮跡の東方、総国分尼寺として知られる法華寺の東北に隣接しており、法華寺と海龍王寺のある一画は、かつては藤原不比等の邸宅であった。

五重小塔(国宝)
西金堂、経蔵、木造文殊菩薩立像ほか(重要文化財)
(21)法華寺(創建745年)
藤原不比等の邸宅跡に造られた光明皇后ゆかりの門跡尼寺として知られてます。

木造十一面観音立像、木造維摩居士坐像、絹本著色阿弥陀三尊及び童子像(国宝)
本堂、鐘楼、南門ほか(重要文化財)
この3日間で奈良県内の行こうとしてた神社仏閣は行くことができました。あとは春の吉野山には行きたいですね。
さて、次のステージは京都になりますかね。
平安時代から幕末まで、歴史的に所縁のある名所がたくさんあるので楽しみです。ただインバウンドによる外国人観光客の増加がどんなもんなのかが分からないので、探りながら計画を立てたいと思います。