インタークーラー内部の圧損低減加工

先ずは外したインタークーラーのフィンを潰さないように、段ボール等で養生しておくことをお勧めします。

今回はインタークーラーのイン側のみの加工になります。
インタークーラーのコアにタンク部分を固定しているカシメをリムーバーで外します。

タンク部分を外すと内部が露わになります。
この時にクリーナースプレーでブローバイを落としておくと手間が省けます。

エアの流入口の「ヒダ」が立っていて、横から見るとスムーズにエアが流れそうにない形状をしてます。

近所のホームセンターで直径5mm×1mのアルミパイプを購入。
アルミパイプをカットして、長さ63mmの物を15本作ります。

アルミなのでニッパーで簡単に切れます。
そのままでも良さそうですが、カットしたパイプの先端をカナヅチで更に潰しておきました。

エアの通り道ではない部分に切ったアルミパイプを置いて、「ヒダ」でアルミパイプを挟み込むように固定していきます。
これが流入口を広げる事になります。結果としてエアが整流化されて圧力損失の低減になるんですね。

流入口全ての加工が終わったら、ウォーターポンププライヤーでカシメを閉じていきます。あとは外した逆の手順で車体に戻して完成です。

【インプレ】
ブーストが掛かりだすあたりからのエンジンの吹け上がりが非常にスムーズになりました。決してパワーが上がったわけではないですが、低速域での扱いやすさも向上しました。

パイプ代の200円程で体感できる、コスパの高い弄りでした。

あ〜満足、満足！