アカデミー賞助演男優助演女優受賞の『ザ・ファイター』観てきました。脚本は甘い部分もあったけど、最後のタイトル戦はすごいですね・・ほんまの試合かと思ってしまいました。あと選曲もめっちゃイイ！

アカデミー賞
助演男優　クリスチャン・ベール
助演女優　メレッサ・レオ





受賞の
『ザ・ファイター』を観てきました。

今年のアカデミー賞最多受賞の
『英国王のスピーチ』




に比べて、どうしてもマイナーですね。
でもでも、BOXING映画です。
ROCKYに始まり・・・

覚えているところでは

シンデレラマン
爽快ストーリー！


ミリオンダラーベイビー
イーストウッドの名作！


アリ
ウィルスミス好演するも、目立たなかった


などなど・・・
ごめんなさい、レイジンブグブル観てないです。。。



映画おたくを宣言しながら・・・（笑）


兄のデッキー（クリスチャン・ベール）
母のアリス（メリッサ・レオ）
恋人のシャーリーン（エイミー・アダムス）
に囲まれながら
主人公ミッキー（マーク・ウォルバーグ）
が世界チャンピオンを目指していく実話です。

デッキーはいいところまで上り詰めたボクサーで、弟のセコンドをするも、薬中。
母はそんな兄を偉大と思い、弟を犠牲にしてでも兄をまつり上げる。

それでも何も言い出せなかった弟が、恋人と触れ合う中で自分の意思を持ち、世界タイトル、家族の再生を目指していく映画です。
ダメダメ弟が、世界タイトルを獲る！

そんな弟のために兄は・・・
クリスチャン・ベールはまさに怪演です。
13kgの体重を落とし、髪の毛を抜き・・・
まさに思い出すのが
『アンタッチャブル』のアル・カポネ役のデ・ニーロ。



すごいですね、これはアカデミー賞獲れるだろうなって素人でもわかります。
主役のマーク・ウォールバーグ食っちゃってます。

しかし、しかし、一番の見所は
最後の世界タイトル戦。
こんな試合をきちんと見せる映画ってありましたっけ？
めっちゃすごかった。
これだけでも見る価値はあるかと。

脚本のひねりがなかったので作品賞はとれんな・・・とは感じてしまいましたが。
それでもそれでもパンフも購入してしまいました（笑）

実話でもあるので、脚本にはひねりもなく、淡々とドキュメンタリータッチで進んでいきます。

しかし、しかし、劇中で使われている曲がイイ！
エアロスミス、レッチリ、ダリル・ホールなどなど。
ガキの時に耳に馴染んだ曲がわんさか。
=*＾-＾*=
サントラ欲しいな。


あとはDisneyの『魔法にかけられて』の王女様が出てます。彼女役で。


エイミー・アダムス相変わらずきれい　ですが、喋る言葉は・・・BOXINGです。
誰も、魔法にかけられての王女様とは気づかないんじゃ～

あと、マーク・ウォールバーグは昔歌手で・・・
好きでした。確か、マーキー・マーク＆ザ・ファンキー・バンチです。
若いな、マーク・ウォールバーグ。




この曲好きでした
この踊りを一生懸命練習した覚えが・・・（笑）
懐かしい・・・


監督は、あとで確認したら以外にも『スリー・キングス』の監督。


どちらかといと、皮肉などを盛り込んでいくシニカルな監督と思ってたので
こんなストレートなサクセスストーリーは意外でした。


おそらくこの映画はDVD買いますね。


マイナスを覆い隠すだけの勢いと、見終わったとの爽快感で
★★★★★ですね。