『孫文の義士団』を見てきました。中国歴代興収記録トップ10だそうです・・・かなりの高評価です。しかし・・・しかし(≧≦) あきませんでした

『孫文の義士団』
を見てきました。

東京公開
４月当初見て良かったランキングにずーっと残っていた印象があったので
ぜひぜひ
('-'*)('-'*)
っておもってました。



ドニー・イェン
レオン・ライ
出てます～。

香港映画好きな方なら、これだけで
『おぉっ』
って感じで。

内容は孫文が清王朝を倒した辛亥革命の５年前の英国統治下の香港。
清王朝の施策に反対する者は、清王朝からの弾劾を受け英国統治下の香港に集まっていた。王朝側は刺客を送り危険分子とみなされた革新派の人物を香港で暗殺していた。
ある日、香港に日本に留学している孫文がやって来ることを革命側、王朝側が知る。
清王朝の中で革命を起こそうとしている１３人の人物と打合せに来る。
清王朝はその根源である孫文を暗殺しようとする。
香港統治している英国は中国内のいざこざに関与すること嫌い不干渉を決定する。

孫文を擁護する新聞社社長のシャオバイは暗殺団の目をそらすため、影武者を立てて１時間の時間稼ぎを行い、その間に孫文と１３人の勇士たちとの会合を成功させようと計画する。

彼らは、清王朝の暗殺団の目を潜り抜け１時間の時間を確保できるのか？？


といった内容です。
辛亥革命は1911年なのでちょうど100年前なんですね・・・
確かジャッキー・チェンが主演の辛亥革命をテーマにした1911って映画もあったような・・

予告を見る限りは、香港アクション満載。
設定も１時間を守るために・・・

いい！
この設定はいい！！

と見に行ってきました。
孫文がどんな人物か直接知らない使用人
または田舎の僧侶、世捨て人などは
清王朝を倒すためではなく、自分の大事にした人のために集い・・闘う。

ちょっとうるうるやん！！
"(/へ＼*)"))


しかし・・・
いざ１時間を稼ぐ時間になり・・・暗殺団との戦いになると・・・
『えっ？？』
（*￣□￣*；
の連続でした。
まずこの映画R-15です。
血やその他のシーンがかなりリアルで多少引く部分も出てきます。

そんな部分は香港ノワールでよくある部分。
孫文のためでなく、自分の守りたい人のために闘う義士団。
この描き方が・・・
なんかなんのために闘っているのか？が不明。
ナレーションでは語れるけど
・・・見ていて感じない。

確かにそれぞれの義士がすんげーアクションで闘ってます。
それはOKです。
しかし、清王朝の暗殺団は完全に仮面ライダーのショッカーとして登場のような感じ。
最後のボスも。

そして、あのラスト。
孫文が彼らを犠牲にして何を得たのか。
何をなし得たのか。
台詞で
『医者より多くの命を同時に救う』
と出るが感じない。

かなり高評価の映画ですが、
MovieWalkerでこんな感じです。



残念ながら
★★☆☆☆です。

自分に響いたのは

ドニー・イェン
レオン・ライ

のアクションだけでした。


残念。