『アリス・クリードの失踪』を観てきました。低予算≠おもしろくない　を実証する映画好きをくすぐる映画でした。この監督の次の作品は大きく羽ばたくかもです(ﾟ∇^d)

『アリス・グリードの失踪』
を観てきました。
新人監督ながら、すげーっ映画って噂で。

新人監督＝お金がない

ってことはよくありますが・・・




お金がない≠おもしろくない

ってことはよくあります。

その逆に・・・

お金かかってます≠おもしろい

ってことも。

今回の映画は観終って気づかないかもしれませんが
登場人物は３人です。
映画の舞台は大きく２つ。

お金かかってません。
そんなことお構いなしに、ぐいぐい映画に引き込まれます。

映画が２人の男がコメリのような店で大工道具を購入するところから始まります。
そして、彼らはあるアパートの改装を行い始めます。
・窓を板で埋める
・防音材で埋める
・扉に鍵をつける
・ベッドを固定する。
・・・・・・
そしてクルマを盗み、路上である機会を待ちます。
ある女性が通った瞬間に、襲い、さらってこの部屋に連れて行きます。
彼ら２人は女の人を誘拐したのです。
こうして彼ら２人の身代金要求が始まります。

こんな内容です。
登場人物はこの３人。
大きな舞台はこのアパートの部屋になります。

かなり、ぐいぐいきます。
(o^-')b
今までこんな感じで低予算でハマった映画は、後の大監督になってます。

例えば。。。
バットマン、インセプションのクリストファー・ノーラン監督のメメント。





トレインス・ポッテイング、１２７時間のダニー・ボイル監督のシャロウ・グレイブ。



ユージャルサスペクツ、ＸーＭＥＮのブライアンシンガー監督のパブリックアクセス。




まぁ、そのあとＨＩｔ作がでなかったけど、低予算だけどかなり強い映画はこんな感じです。

キューブ





レッサー・エヴィル





何人登場するか、舞台はどれだけあるか？
を考えてみるとめちゃくちゃ少なくできてます。
けど、映画としてはかなり濃い映画になってます。

今回もまた、よい映画になってました。
前半のテンポの良い進め方。
映画途中でわかる人物像。
しかし、あることから崩れ始める。
そして何が優位になるのか・・・・

残念だったのは途中の３人の関係が最後まで同じであったこと。
これが上の４つの作品はめちゃめちゃくつがえしたり、
もう１回初めから見たい衝動に駆られたり・・・

ちょっと惜しい気もしましたが、映画としてはいい作品だと思います。

★★★★☆です。