『キリマンジャロの雪』観てきました。フランス映画ながら・・・イギリスのサッチャイズム政策下の映画のような・・・でもなんかイタリアっぽい、そんな不思議な映画。

『キリマンジャロの雪』
を観てきました。

パッと見
予告ではイタリア映画？？
って感じの風景で

こんどは、見始めると不況下のリストラの話・・・
昔のイギリス映画？？

そんな感じの映画でした。

フランスの港町マルセイユで造船の溶接をしている会社の組合委員長、ミシェルがくじを引いている。
会社側と20人のリストラ名簿を作らなくてはいけない契約なのだ。

そんな中、組合員長である自分自身もくじの中に入れ、
その自分もリストラ対象のリストの中に引きいれてしまう。

妻マリ=クレールはそのことを理解し、そんあ夫を自慢に想っていた。

しかし、翌日からすることのない、ミシェル。
子ども二人も家庭を持ち、その孫の面倒をみることに。

ある日、２人の結婚30周年パーティが開かれ、みんなから
キリマンジャロへの旅券をプレゼントされる。
キリマンジャロは妻が昔から行きたかった場所なのだ。

しかし、その後日カードゲームをしていた２人と妹たち夫婦。
その最中に、強盗がその金を奪いに来る。

ミシェルはある事から犯人を捜し出す。
それは、30周年パーティにもいた、自分と同じくリストラされた20人のうちにいた若者クリストフであった。
彼には幼い弟が２人おり、その２人を養うための犯行だとわかる。

彼は収監され数年戻ってこない・・・
そんな2人の弟を、ミシェル、マリーはそれぞれで行動を起こす。


リストラとか、組合とか・・・
1990年代のイギリス映画でよくありましたね・・・
オートメーション化による弊害で失業者の増加・・・

そんな題材で生まれた傑作はコレ。
フルモンティ。




もちろん、この映画はそこまではじけてないです。

どちらかっていうと・・・
素朴なイタリアの映画のようなにおいがしました。
イル・ポスティーノ。



まぁ海だけやん、一致してんの！！
って突っ込みなしでww

いいとは思うんですが・・・・
なんか、昼ドラの域を脱してないです・・・

★★☆☆☆です。

弟たちの面倒をみようとする２人と、その犯罪を犯した兄のコトバと・・・
なんかやるせないな・・って。




そして・・・・挿入歌はＪｉｍｍｙ Ｃｌｉｆｆのこの曲ｗｗ
懐かしい！！Many Rivers To Cross♪