『思秋期』見てきました。イギリスの生活が難しい地域での生き様を描いた映画です。

『思秋期』
見てきました。

原題は
『Tyrannosaur』
でティラノサウルスです。

これよか、邦題のほうがあってるような気がします。

失業中のジョセフは切れやすく、けんか早い。
ノミ屋で負けて、可愛がっていた飼い犬を蹴り殺してしまう。
そんな自分を翌日毛嫌いするが同じような毎日を送ってしまう。

そんな自分を笑顔で受け入れてくれるのは向かい側に住む少年だけであった。

そんな時にバーでけんかをして、そんな気持ちがこみ上げてある店に逃げ込む。
そこはバザー品の店舗でその店員ハンナは彼にやさしく応対してくれる。

ジョゼフは彼女の住んでいる地域が裕福な地域であることや、神を信じることに悪態をつくが、そんな彼をハンナは大きく受け止めてくれる。

ジョセフの親友の死でジョセフは今までの人生の岐路に立つ。
ハンナは自分が家庭で味わっている、暴力を抱えながら彼に安らぎを求めていく。

ジョセフは、ハンナのために暴力的な自分を封印し始める。
ハンナは家を飛び出し、ジョセフのところに身を寄せる。

しかし、彼らそれぞれに待っていたものは、抱えきれないほどの事件であった。




イギリスの労働者問題や、失業問題を取り上げた映画って過去からよく見てます。
英国は社会問題をうまく映画に仕上げますよね～
１つの風刺のきいた論評のように。

トレインスポッティング



フルモンティ



ブラスオフ



リトルダンサー



今回もまた、厳しい生活の中にも
譲れないものを大切にしていく。
でも、方法はちょっと荒っぽい・・・

そんな映画に仕上がってます。

でも、今までと少し違うのは
人生の秋にさしかかりそんなことをしていてもいい時期なのか？？

ってな疑問をジョセフ自身が自問自答をして過ごしていきます。

★★★★☆