『her 世界で一つの彼女』見てきました。今年のアカデミー賞オリジナル脚本賞受賞作品です。よくも、わるくもスパイクジョーンズ監督

『her 世界で一つの彼女』
見てきました。


アカデミー賞
オリジナル脚本賞の１本です。


監督はスパイク・ジョーンズ監督です。






スパイクジョーンズは前回見逃した

かいじゅうたちのいるところ



よくわからなかった・・・
アダプテーション



なんちゅう発想？？

マルコヴィッチの穴



マルコヴィッチになるって発想がww

もともとCM監督だった人です。

マルコヴィッチの穴のインパクトが大きすぎて・・・
その印象をまだ引きずっています。

さて今回、
アカデミー賞オリジナル脚本賞
ってことで見に行ってきました。

主演はホアキン・フェニックス。
相方はOSの役で声だけの、スカーレット・ヨハンソン。

映画の時間は2時間ちょっと。
少し長く感じつつも、そう来るだろうな・・
ってな流れになっていきました・・・

ちょい残念。
でも見終わった後考えるとそれが、
OSの進化にもつながるんですが・・・

ちょいそのことだけを先行してところどころが散漫に感じました・・・
やりたいことはわかる。
どんな結末かも想像がつく。
それをどう見せるかどうかだけの映画に感じました。

アメリカLA。
代筆手紙の会社のセオドアは気が晴れない毎日を送っていた。
幼馴染で結婚したキャサリンとの別居、離婚裁判で過去ばかり振り返っていた。
友人エイミーとチャールズが女の子を紹介しようとするが・・・
気分が乗らない。

そんな時、人工知能のOSを自身のPCにインストールする。
性別は女性で。
その名前はサマンサ。
話していると自分の欲しい言葉が「どんどん出てくる。
自分が落ち込んでいてもうまく励ましてくれる。
そんな彼女にどんどん恋におちていく。

サマンサはセオドアを通じて人間を知っていき
徐々に自我を得ていく。
なぜ自分には実態がない？
そんな疑問をセオドアにぶつけるまでに成長を進めていた。

セオドアはサマンサが心の拠り所になっていることに気付きキャサリンとの離婚の署名を決意する。


古くから端末をいじっている方ならお分かりかと・・・・
自分の古くはUNIX環境で実行ファイルに「＆」をつけてマルチスレッドってすごいな～
って感じましたww

その後GUI化でWin時代が到来。
マルチスレッドは当たり前。
Client－Serverが当たり前になり、アプリケーションをサーバーに置く時代に。

そしてクラウド。ネット上のOSにみんながぶら下がることのできる時代。

サマンサに恋をしたセオドアもクライアントの１人。
こんな現実を予想して、その終わり方に哀愁を感じて映画館を出てきました。

★★★☆☆。

悪くはなかったけど・・・
タマに映画館に連れていく相方は暇そうでした。