『毛皮のヴィーナス』見てきました。ロマン・ポランスキー監督の作品です。う～ん、前衛的に見えるのは自分だけでしょうか？？バッカスの巫女って・・・・

『毛皮のヴィーナス』
見てきました。



ロマン・ポランスキー監督の作品です。




今までの作品で好きな作品もあれば
ちょっと・・・ってなこともあるので一概に言えない監督ですが
巨匠なので見てきました。


何といっても
戦場のピアニスト。



切なかった思い出しかないな・・・

ゴーストライター

まだ話題になってない頃にこんな作品を世に出すなんて・・
さすが巨匠。




あと・・・

オリバーツイスト



結構期待しながら・・・
行ってきました。

舞台の脚色家のトマがオーディションを終え、帰ろうとするとき１人の女性が入ってくる。
その日のオーディションにはロクな女優が来ず、いらだっていたこともあり怪訝に扱うトマ。
女優の名はワンダ。
その舞台の演じる役もワンダ・・・
SMボンテージの格好で来て、舞台の中身を説明を聞きながらも理解不明な理解を示すワンダ。
トマは適当に対応して返そうと考えていた・・・

しかし、オーディションをお情けですると彼女の演技がトマを魅了し始める。

この原作はオーストリアの小説家レーオポルト・フォン・ザッハー＝マゾッホの書いた
『毛皮を着たヴィーナス』
を脚色したもの。

ワンダはこの内容をSMで女性差別的な内容だという・・・
しかし、トマはこれは男女の複雑な関係、力関係を表していると力説する。
オーディションは域を超え、いつしか本物の舞台のようになっていく。

その舞台の中でトマは自身の体験を語り、欲求としている恋愛像をワンダによって導かれていく。


２にんだけの映画です。
男優と女優が１人ずつ。
シーンは舞台のみ。

演技の力関係が徐々に変化し
ワンダの最後の目的が・・・・

って映画なのですが
そのためには
バッカスの巫女
ってのが必要なんです・・・

けど、映画館に見に来る人でバッカスの巫女ってわかるんですか？

そのバッカスの巫女に皮肉った最後で映画は終わります。

自分はバッカスの巫女の戯曲なんてしらないいんで・・・

★★☆☆☆

です。