『pk』観てきました。やっぱ最近のインド映画は勢いがありますね～文化的な発言力を持つメディアとしても成長し面白かったww

『pk』観てきました。
年末に観たかったのですが、時間が合わず・・・
年始早々に。



今までのインド映画のヒット作もあって
程よい混み具合で見てきました。

踊るマハラジャのような以前のインド映画の名残も残しつつ
素直で、心打つものがありますよね。

そして、文化的な発言力を持つメディアとしても成長してますね。


最近だと
めぐり逢わせのお弁当



、
神様がくれた娘



きっと、うまくいく



きっと、うまくいく

のラージクマール・ヒラニ監督ですからね。


映画の作り方が長いですが
素直で、その素直な問いに満足いく答え。

これを見て思い出したのは
もうひとりの息子
でした。



インド映画も、周囲の事象に対して映画というメディアを使って訴えることができる時代になったんだしょうね・・・。


その中にうまく言えないけど・・・希望があるってそんな佳作です。


ベルギー。
そこで恋に落ちたジャグーとサルファラーズ。
しかし、ジャグーはインドのヒンズー教。サルファラーズはおとなりのパキスタンでイスラム教徒。
国と国が紛争している中、付き合うのをジャグーは躊躇する。
父を通じてヒンズー教の導師様に相談するが、当然別れるように勧められる。
賭けに出た彼女は、失恋の末、家族からは勘当同然でインドに戻ることになる。

彼女はディレクターの宗教ネタはダメの了解の中、やらせリポーターをしていた。
ある日、地下鉄で黄色いヘルメットを着け、神はどこ？というビラを配っている男を見つける。

一度は彼を見過ごすが、もう一度彼にあった時、彼と話をして神を探している理由を聞く。

彼の神を探している理由は純粋で、みな不思議に思わないそんな想いをもって探していたのだった。



よかったです。
前半はかなり、不安な部分もありましたが畳み掛けるように
いろんな伏線が復活します。

うまいですねぇ。

それに
もうひとりの息子
でもあった国同士の紛争をある種風刺しています。
宗教のお布施についても。

純粋にいろんな疑問を
問いかけて
それを
納得できる回答で答えていきます。
もちろん従来のインド映画の踊りそのままに。



インド映画の急成長ハンパないですね。

★★★★★

新年早々いい作品を見せていただきました。