どすんのブログ一覧

『八日目の蟬』
を観てきました。






ほぼ満席～の状態で小学校くらいからの子供も（えーんか？）

永作博美さん演じる不倫相手の子供を誘拐し4年間育てた希和子
井上真央さん演じる彼女に育てられた過去を引きずったまま大人になった恵理菜（薫）

を軸に話は進んでいきます。

冒頭から映画の進め方、ちょっとびっくりしました。
あら筋は予告編にあるとおりです。

自分の不倫相手の子供を身ごもった希和子が産むのを止められた。
しかし、ちょうどそのころ本妻との間には子供を身ごもっていた。
そんな中、不倫相手の子供を誘拐し育てていくという映画です。

原作は読んでいないのでどんな構成かわかりませんが、この映画の構成好きです。
いろいろな人との出会いの中で、あらすじが細かく埋まっていきます。

間違っても、
登場人物誰にも共感できる要素がない
、と思っていました。
それは観終ってもかわりません。


しかし、映画を観終わる頃泣いていました。
とうよりも、観客みな。

おそらく、頭で感じで泣くのではなくて、
心に刺さる映画なんだと思います。
よい脚本＋主要２人の演技だと思います。
特に井上真央さんだと思います。
失敗すると予告編だけの映画になりかねないので・・

また小池栄子さん演じる千草が登場しますが、
（始めはなんだかな・・・このキャラと思ってましたが）
途中で小池栄子さんの演技で泣いたのも事実です。
全て計算されたものだったんですね～感服です。

全てがよかった～というわけではありませんが、
頭ではなく、心に感じた映画は久しぶりです。

映画館で集中して（他に何もせずに）みる映画だと思います。
大きく心を揺さぶってくれた映画です。

嫌なところを差し引いても

★★★★★
です。

『愛する人』と連発ですね～母子、母になるためには・・というテーマの映画を見ました。

冒頭で恵理菜の普段の生活の部分で後ろに流れている曲がよかったです。
映画のエンドロールが出るまで待ってcheck！
この後ろの曲・・またまた映画で新しいCD買いとなりました（笑）

Jhon Mayer　Daughtersです。タイトルそのまんまですね・・・
そりゃハマるわけだわ～
こんな映画の観方してるのは自分だけでしょう～（笑）



Youtubeからの埋め込みが無理だったので、リンクです。
http://youtu.be/f38Ne96R3iE

下の予告でも使われてます。





このGWで一番のオススメでは？
よいものをありがとうございました。

ネタバレ部分は
MovieWalker　どすんのページ
にて

『これでいいのだ！！映画★赤塚不二夫物語』
を観てきました。

公開初週から狭い劇場・・・少ない人。
なんとな～く、直感が（笑）








赤塚不二夫さんを編集者の立場からの本を映画化したということです。
奇行ばかりを特徴的に挙げて、
実際の赤塚不二夫という人物像が見えなかった映画です。

始まって数十分でそう感じました。
なぜ赤塚不二夫氏が、製作会議と称してあんな飲み会を・・
っていうのが欲しかった。

最後に、レッラゴウという漫画を描くときに赤塚不二夫氏の想いを
すべて言わそうとするのはどうかな・・？と思います。

自分の世代的には赤塚不二夫の漫画世代ではありません。
なんとなーく、「天才バカボン」は知ってます。
しかし、「おそ松くん」「もーれつア太郎」は名前だけです。

なわけで、その作品が出てくる背景はよくわかりました。

けど、赤塚不二夫氏の苦悩が描いているのに、適当・・・。

そのような、描写も

「バカになろう！」

ってコンセプトであれば成功した映画ですが・・・ヾ(- -；)

個人的にはもう少し知られざる一面を入れてほしかったです。

本筋が「おバカ」が前面に出ているために、副筋で笑うことができませんでした。
卵を食いまくったり
ピッチャー津田、キャッチャー達川とか。

今までのそんな映画で思い出すのが

セシルB



エド・ウッド



を思い出します。これらの作品の後味はよかったのに・・

今回は？

「やっと終わった～」って感じでした。

そもそもが監督が
赤塚不二夫氏をどう観客にとらえてほしいかがよくわからんかったです。

★☆☆☆☆
です。

★は
浅野忠信さん、堀北真希さんの演技、主題歌のユニコーンの★です。

ユニコーンと言えば。。。



これが学生時代の思い出です。
まだアベピー居ませんが（笑）






間違いなく、現在2011年度最下位です。