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『トゥルー･グリット』観てきました。
この前のアカデミー賞１０部門ノミネートで・・結局賞は取れなかったですけど今回一番観たかった映画でした。








三重県でも公開されるなんて・・えー時代や
感謝。<(_ _*)>

この映画の監督はコーエン兄弟。
イーサン・コーエンとジョエル・コーエンの２人で映画を作ってます。
映画好きの多くがこの監督の映画にハマるように、
ウチもまた。

この監督の特徴として、観終わった後に
楽しく映画作ってる
ってのを強く感じます。
ちょっとした毒も入ってるんですが、これもまたイイ。
作品にもよりますが、グロイ内容のものもおとぎ話になっちゃいます。

映画ヲタになってからは、この監督の映画が公開されれば必ず観に行ってました。
もちろんDVDも（笑）

特に好きなのは

赤ちゃん泥棒


あかちゃんがかわいすぎです。
最初のほうの作品ですが、カメラの取り方とか・・ナイスです。
レンタルビデオで初めて出会って、コーエン兄弟を知りました。

未来はいま



この映画はテンポ。テンポで映画が進んでいく。
商業的には×だったみたいですがいい映画です。

ビック・リボウスキ


劇場で初めてコーエン兄弟に出会った映画。
最高でした。ボーリングって着眼点も。
今回のジェフ・ブリッジスも。


ディボース・ショウ



ウッディ・アレンのようなかけあい、けどそこはコーエン兄弟
ってな感じで進んでいきます。
ですね・・・こうみると明るめの作品が多いけど。

さて、最近では
ノー・カントリー



でアカデミー賞を獲ったので結構メジャーな監督になる？

っと思いきや映画作りの姿勢はそのままでヽ( ´￢`)ノ

トゥルー・グリットの話へ戻ります（笑）

父親を殺された娘マティが、酒びたりの保安官ルースターを雇い、
その犯人チェイニーを追い詰めていくという映画です。
そこにテキサスからチェスターを追っかけてきたラビーフも加わり・・

といった映画です。
リメイク作品だそうですが・・・ほんまもんは観てないです。

でもこのあらすじだけでだいたいは分かりますが・・・

犯人を追いつめるために、マティとルースターが旅をしていきます。
そのたびの一部分や、こまかな話などもこの監督の作り方で楽しかったです。

西部劇というと想像できるのは
決闘とか・・イーストウッド（笑）

でもこの映画はそんな感じではなく、おとぎ話のような感じがしました。
このあたりがコーエン兄弟何だと思います。
作り方によっては、とがった映画、怖い映画になりそうなものも楽しくちゃう。
もちろんPG12が付いているので、毒がないわけではありませんが、
それがまたスパイスに。

そして展開は意外な対決の場面に～
オリジナルもこうなんでしょうか？
コーエン兄弟らしいな・・と思ってしまったんですが。

最初は仲が悪かった３人も。。最後にはといった部分も爽快でした。
ラビーフ役のマット・ディモンが投げ輪で捕まって・・・かっこ悪かった（笑）
エンディングのマティのあのセリフを聞いてなぜか涙出ましたが・・（笑）

久しぶりにバリー・ペッパー出てます。
プライベート・ライアンで教会の鐘のところから狙撃をしてた役の人です。
相変わらず、かっこよかったです。

映画観終わって、映画館で
映画って楽しいな～
と改めて思ってしまうそんな映画です。
そして、
みんな楽しんでこの映画作ってるんだろうな～
そんな映画です。

当然ですが
★★★★★
です。




DVDは間違いなく購入ですね・・（笑）
 (￣ε￣〃)ｂ