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『女と銃と荒野の麺屋』
を見てきました。

この題名から考えて・・・
あんまり連想できないですが（笑）

あの名作ブラッドシンプルのリメイクです。




ブラッドシンプルは映画おたくならみな知ってる～
コーエン兄弟の出世作です。

ある飲み屋のマスターが従業員と自分の妻が不倫しているのではないか？？
そう思い、探偵を雇う。探偵は２人の不倫現場を確認し、マスターに報告する。
そしてその３人を行き来する探偵にある考えが芽生える。



コーエン兄弟なりのノワール全開で、ユーモアがありながら、渋い映画で
映画史に残るラストの探偵のシーンがあります。
このシーンはめちゃくちゃ渋くて・・・ww
初めてみた衝撃が未だ鮮明に残ってます。

さて今回この名作をチャン・イーモウが
リメイクしたってことで観てきました。

映画の写真を見る限りでは、ノワールでなく・・・（笑）
めちゃくちゃハデやん！！

チャン・イーモウと言えば・・・中国の素朴な映画で有名な監督で
あの子を探して



初恋のきた道



とかの監督です。
初恋のきた道はチャン・ツィィーの出世映画で・・・
号泣間違いなしです
(/□≦､)
でもブラッドシンプルってこのは
あのシーンは？？
ってことに期待をまんまんに！！

基本的に設定は同じでした。
荒野で中華麺屋を営むワンは麺屋で住み込みで３人の従業員が働いている。その中のリーとワンの妻は目を盗んで不倫している。ある日ペルシャからの商人がこの店にたどり着き、商人から銃を購入する。その銃はなんのために使うのか？？リーは不思議がるが、『もしや？』の考えに神経質になってしまう。
ワンからわいろをもらっている警察官チャンは２人が不倫していることを報告し、ワンから２人の殺害依頼を受ける。チャンは頭を使い、その金を独り占めしようとするが・・・

といった内容です。
服装もそうですが・・・かなりＰＯＰに作ってあります。
ノワール性も薄くなり楽しく観れます！！

特に麺を打つ姿はめちゃくちゃかっこよかった！！
それに撮影された背景とキャラのがめちゃくちゃあってて
『うまいなぁ～』

って。

しかし、やっぱりリメイク作。
オチがわかっているため・・・・
『へぇ～』
しか出てこない。

そしてラストのあの名シーン。
よく置き換えて作ってるな～とは思うけど・・・
あの光の筋がよかったのに～

っと感じてしまいました。

映画としてブラッドシンプルを見てなければ
めちゃくちゃえーやん！！
なんですが・・・

★★★★☆です。