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『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』
見てきました。

こんな田舎でも
こんな映画が公開してくれるなんて・・・
いい時代だww

１週間限定公開なので・・・
何をおいても見てきました。


見に行く理由は監督です。
ジョン・マッデン監督は
昔「恋におちたシェイクスピア」ではまりましたww



この監督作品
プルーフ・オブ・マイ・ライフ以来ですね・・・



この作品で、ジュディ・デンチがアカデミー賞助演女優賞をとってます。

この監督の映画がシネコンで観れるなんて・・・
すごい時代だww


イギリス。
40年間連れ添った夫を亡くし、家をその主人のために売らなければならないイヴリン。
娘のネットビジネスに退職金全額を渡し、老後生活できなくなったダグラスとジーン。
元メイドで、股関節の入院半年待ちでインドに行くように勧められたミリュエル。
独身者のノーマン。
再婚と離婚を繰り返すマッジ。
以前にインドに住んでいた判事のグレアム。

この７人の男女は人生最期の地としてインド
マリーゴールドホテルを選ぶ。

しかし、ネットで見た写真と実際の写真は大きく違っていた。
父からこのホテルを譲る受けたソニーは何とか盛り返そうとするが
母親はこのホテルを売りに出そうとしていた。

当初の予定から大きく狂った７人であったが・・・
日を経過するごとに順応し、人生を楽しみ始め
誰かに必要とされる存在になっていく。


人生を終わろうとするとき
新しい人生の場としてインドを選んだ７人が新しい歓びを見つけていく過程の映画です。

派手さはないですが・・・
それぞれインドに来た理由、新しい人生を始めるための障壁・・・
それを語りはじめます。

こんなにきれいな物語はないとは思いますが・・・
でも、映画館出た後にちょっと幸せになる映画です。

今までの人生、価値観とめっちゃ異なる場所でどんなに変わっていくさまが
すがすがしく描かれています。

なりたかった自分へ1歩近づいていく７人。
それぞれインドで変わっていく。



派手さはないが、いい映画です。

やらないで後悔するより・・・
やってから後悔しよう・・
そんな気持ちになれます。

★★★★☆