どすんのブログ一覧

『ニューヨークの巴里夫
（パリジャン）』
見てきました。

３部作の最終章です。
３部作って、
はじめから作ろうと思った３部作

と

１作目が反響が良かったんで、２作目そして
３部作にしちゃぇ！！

ってのがあると思います。

個人的にこの映画は後者です（笑）
たぶん。



３部作って、いろんなものを背負いますがw
後者の場合には時代の流れってのを背負います。

１作目は若かったよね～
って２作目は。
そして、久しぶりに出会って・・・むふふww

３作目は２作目で結婚・・
それも倦怠期・・・

ってな流れ。

最近では
『恋人までの距離』



『ビフォア・サンセット』



『ビフォア・ミッドナイト』


ってのがありました。
けど、なんか３作目はちょっと暗かったww
おっさんらに夢を与えてほしかった。

２作目が一番好きですねぇ～


さて今回もそんな感じの流れかな？？
って思ったんですが・・・

ところがどっこい！！
ハチャメチャやないですか！！

やっぱ、おっさんはこんな夢が見たい！！
そんな夢をかなえてくれる映画でした。

スパニッシュ・アパートメント
１作目ではフランスパリ在住の主人公グザヴィエは大学生で
バルセロナに留学。
そのアパートにはヨーロッパの中から様々な国から来ている。
そんなお国柄が表れてて楽しかった。
グザヴィエはいろんな女の子に声をかけつつも
小説家を目指す！！




ロシアン・ドールズ
そんな主人公たちが30歳になり
グザヴィエは小説家を目指しつつ、周囲から結婚を勧められ
元彼女マルティーヌやレズのイザベルなどと生活で出会う中
バルセロナのアパートで一緒だったイギリス人のウェンディに出逢う。
ドラマを共同執筆することで急接近。



そして、今回。
40歳になったグザヴィエ。
ウェンディと結婚し、トムとミアという１男１女と幸せに暮らしていた。
しかし、かつてのアパート仲間のレズのイザベルに子どもが欲しいので精子が欲しいと言われ提供したことが発覚・・・
ウェンディはNYに好きな人ができたから引っ越すと言い出す。
２人のこどもはウェンディとグザヴィエの間を行き来・・・
トムはNYに向かう飛行機の前で、父親に本音を伝える。
その本音に応えるべく、グザヴィエはすべてを捨ててNYへ。
妊娠後NYへ引っ越したイザベルの家に居候し生活することに。
子どもたちと会う中で、住むことを決意。
仕事を探し、観光ビザであったため、偽装結婚まですることに・・・
そこにかつての恋人マルティーヌが訪れる・・・


グザヴィエが自身尾体験を基に小説を書いてるんですが・・・
そのタイトルのごとく複雑で難解なパズルなよう・・・

でもその難解さが心地よいんですよね～この映画。
みんな頑張って生きてるやん～
まぁちょっと都合よすぎるけど。
最後帳尻合わせ感が否めないけどww

けど３部作で見続けてきた年齢を考えると
この年齢層に夢を与えてくれる、そんな映画かもww

スパニッシュ・アパートメントのみDVD視聴で２作映画館でw
BOXでも出たら買おうかなww
けっこうお気にいきりの３部作です。

★★★★☆