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2016年01月09日 イイね!

『黄金のアデーレ 名画の帰還』見てきました。スマッシュヒットですね~史実は小説に勝りますね!!ホロコーストに対する考え方の変遷

『黄金のアデーレ 名画の帰還』見てきました。スマッシュヒットですね~史実は小説に勝りますね!!ホロコーストに対する考え方の変遷『黄金のアデーレ 名画の帰還』
見てきました。

近所のシネコンで年末に公開していたんですが・・・
見逃したために単館系で。

いいですねぇ!!

シネコンで公開していた理由がわかります。


俳優も映画好きにはわかるけど
シネコンには不向きなヘレン・ミレン。
相手役がライアン・レイノルズなのであまり人が入りそうではないんですが
観終わると、映画らしい映画!!。
いい映画です。

監督はサイモン・カーティスで、調べてみると
過去には
マリリン 7日間の恋



ダロウェイ夫人



ダロウェイ夫人て配給が岩波ホールの作品なんですが(確か)
初めて小難しい岩波映画が好きになった映画でした。

小難しい話も、映画にふさわしいドラマになっていた映画でした。

今回もそんな感じでした。

1998年、LA。
姉を亡くしたマリアは遺品整理の中で気になる手紙を見つける。
マリアの姉妹は、もともろオーストリアのウィーンで由緒正しき家系として育っていた。
父と叔父は砂糖会社を経営し、母と叔母アデーレ、姉との生活であった。
グスタフ・クリムトにアデーレの肖像を描いてもらい、ほかにもグスタフ・クリムトの作品があった。
このような、順風満帆の生活を送っていた。
しかし、マリアの結婚式あたりから時代が大きく変化していく。
ドイツのナチス党によるユダヤ狩りである。
叔父・叔母は先に国外へ、姉はアメリカに渡っていた。
逃げ遅れた父母とマリア夫婦。

ナチスから絵画や貴金属の略奪にあい、マリア夫婦は命からがらアメリカへ脱出する。

そのアデーレの肖像は現在ウィーンの美術館で飾られている。
オーストリア政府はアデーレ自身の寄付の意思によるものである・・・
と言われていたが、姉の手紙でそれは嘘であるという・・・
このころ、オーストリア政府はある法律を制定する。
「美術品返還法」
これは過去に戦争などで略奪された美術品を持ち主に変換することを示した法規である。
彼女は、唯一の肉親であった姉を亡くしたことで、オーストリアでの幸せな日々の象徴であるこn肖像画を取り戻す決意をする。

姉の葬儀で同じくオーストリアから亡命してきた知人の息子が弁護士であることを知り
そのランドルに黄金のアデーレの絵画をオーストリア政府から返還することができるかどうかを尋ねる。

当初、金目当てであったランドルも、自身のルーツを知り考え方が変わってくる。



主人公のマリアがオーストリアから出国し、
戻ってこなかった理由がどんどん変化していきます。

彼女が忘れようとしていたことにも表れてきます・・・

そして、彼女も過去と対峙することができるようになってきます。
体験したことのないランドルもその追体験をしていきます。

略奪、返還法など美術品を中心に話が進んでいきますが
観終わった後には、絵画の事よりも別の事が心に残ります。

ナチスの行った行いを、国として始末した顛末もまた
戦争の後始末なんだと思います。

今回は、ナチスの行ったことではなく
その後始末としてオーストリア政府が行ったことがテーマになってその複雑さを知りました。

★★★★★

関連情報URL : http://golden.gaga.ne.jp/
Posted at 2016/01/09 21:01:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画館 | 日記

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「遅くなりましたが、今年から納税3台になりました。 http://cvw.jp/b/688744/48512463/
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車ネタよりも 映画ネタ 食い物ネタ の方が圧倒的に多いですが・・・ Σ\( ̄ー ̄;) よろしくお願いします。

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