久しぶりに練習しすぎてだるくなってきたので、手持ちのD-18GE、D-28とこれまでに製造されたギターと見比べっこします。(^^)v
1934年に世に出たD-18/D-28はその後色々仕様変更がなされ、80数年経過しました。
1976年、バインディングに1946年まで使っていたヘリンボーン模様を施したHD-28というモデルを発売するまではそれぞれに標準モデルしか販売されていませんでした。
その後、HD-28V、D-28GE、D-28 Authentic等、同じD-28でも標準モデルと数多くの復刻・派生モデルが販売されるようになりました。
いりあんのD-18GEは1934年復刻モデルで2007年製です。
そして、D-28は1972年に製造されたスタンダードモデルです。
いりあんの蔵書に各モデルの変遷を解説したものがありますので、いりあんのD-18GE・D-28も一緒に見比べっこします!
最下段がいりあんのマーチンです。
1.ヘッドストック
ヘッドストックの木型がすり減って角がだんだん丸くなってきたという話を聞いたことがありますが、これはデザインでしょう?
最近の標準モデルに採用されているMartinの金箔ロゴは好きではありません。
2.バックストリップ
よく見ると、1947年製と1972年製のD-28のチェック模様は違いますね!
3.チューナー
やっぱりヴィンテージモデルにはオープンバックタイプ、標準モデルにはグローバーですね!(^^)v
4.ロゼット
D-18が色々と変更されているんですね。
5.指板
指板はエボニーの方が引き締まって見えますね!(^^)v
D-18は14フレット、D-28は16フレットまでインレイが付いています。
D-28(1972)のフレットは二回交換しました。
6.バインディング&トップ・インレイ
D-18の一番外側が黒、D-28は白です。
これだけで雰囲気がかなり違います。
D-28(1972)の白い部分もかなり日焼けしましたね!
7.ブリッジ
D-28(1972)は度重なる弦の張り替えでブリッジピンが老朽化して2回交換、ネックの反りを補正するため、サドルを削ったりしています。
サドルはTASQに交換。
ロングサドルは見栄えは宜しいが保守性に難があります。
8.ピックガード
D-28(1972)はおなじみのマーチンクラックが発生し、貼り替えました。
やっぱり
マーチンは弾いて良し、眺めて良しですね!
Posted at 2017/01/19 06:09:41 | |
トラックバック(0) |
ギター | 趣味