ボディを守るお話

車、特に旧車の天敵といえば「サビ」ですよね(-_- )
この先何十年も乗るのであればボディーをサビから守らないといけません(-_- )

よく、ナンバープレートのボルトを錆びないようにステンレスに換えてるのを見ますが、半分正解半分不正解です

ボルトには必ずナットがいます
ステンレスのボルトに鉄のナットの組み合わせでは、異種金属接触というものが起こり、鉄のナットの酸化(サビ)を進行させようとします
これでは全くもって意味がないので、ステンレスに換えるのであればボルトナットセットじゃないといけません(´_ゝ`)

フィガロの場合、ナンバープレートのナット側(裏のステー)は鉄製でナットが溶接されていて交換できないので、ナンバーボルトは鉄製のほうがいいでしょうね(^^;
鉄剥き出しのボルトではすぐ錆びるので、メッキされたボルトにしましょう( ・∇・)

(写真は錆びたボルト…　ではなく、ネジチョコという北九州のお菓子です( ﾟ□ﾟ)笑

前置きが長くなりましたが、ボディーをどうやって守るのか
先ほど出た異種金属接触を応用して、犠牲電極を装着します( ・∇・)
簡単に言えば鉄より錆びやすい金属を付けて、その金属を錆びさせて鉄(ボディー)を守るということです( ・∇・)

その金属というのがコチラ
亜鉛インゴットです( ・∇・)

MonotaROで1000円もしなかったと思います( ・∇・)

ボディーからボルトが生えているところがあればちょうど良かったんですが、そんなのなかったのでトランクフロアに穴開けちゃいました( ﾟ□ﾟ)
サビから守るためなので許してくださいフィガロ君m(_ _)m

上からボルトを通して、接触するところは塗装を剥がして地金を剥き出しにします( ・∇・)

そして「鉄」のボルトナットを使用し装着しました( ・∇・)
ここでステンレスのボルトナットを使っては全く意味ないので( ﾟ□ﾟ)

…と、ここまでが実は2019年4月の出来事です( ﾟ□ﾟ)

現在の亜鉛インゴットさんの姿がコチラ( ・∇・)
上の写真と比べて分かると思いますが、白っぽくなってますね？
亜鉛は鉄のような赤錆ではなく、白錆ですのでボディーの代わりにどんどん錆びてくれているワケです( ・∇・)

取り付けのボルトもネジ山の部分が全く錆びてないの分かりますかね？( ・∇・)
こんなところ水はかかるわマフラーの熱で熱くなるわで金属にとって錆びやすい恰好の場所なんですけど、亜鉛インゴットさん恐るべしです( ﾟ□ﾟ)

あとは今後も亜鉛インゴットがボディーを守ってくれるのを応援するだけですね( ・∇・)