
我が家のドラム式洗濯機(日立製BD-V2200)は2010年製で15年使っています。
これまで給水ポンプが故障したり、ドラムを支えるスプリングステーが破損したり、排水ができなくなったり、何回も故障しては、自力で直してきました。

1ヵ月くらい前から洗濯機の下がびしょびしょに濡れるようになりました。
洗濯中に下回りを覗いてみると、糸くずフィルターのちょっと右くらいからポタポタ。水が落ちてくる箇所にトレイを置いてた対応していました。
ネットでいろいろ調べたら循環ポンプが怪しいと判断。
パーツはまだ購入する事は可能(サポートエンドになっているかは不明で。他の型式と共通パーツだったからかも?)でしたが、買っても原因が違ったら無駄になるし、原因を100%確定する為に循環ポンプが見えるところまで分解しました。

使った工具はこんな感じ。ネジが落ちる事が多いのでマグネットキャッチツールがあると便利です。

スカート部分を外します。
左右2箇所のネジを外してから引っ張れば簡単に外せます。

外せました。この基盤の入った金属の箱が邪魔なので、コンセントからプラグを抜いて30分待ちます。

この箱は左にネジがありますが、狭いし長いドライバーだと上がつっかえる為、短いドライバーで少しずつ緩めてネジを外しました。

この箱ですが下側は引っかかってるだけなのですが、抜き取るには要領があり、箱の上部を奥に押し込むようにしながら上に引き上げると外せました。

この状態で洗濯機を動かして、どこから水が漏れるのか確認しました。
すると予想が的中、やはり循環ポンプの軸受け(モーターとポンプの連結部(から水が漏れてました。
原因が特定できたので「家電の救急社」で循環ポンプを注文しました。
https://kaden119-shop.net/?pid=175402961

循環ポンプはネジ1本で固定されていて、それを外して右(奥側)に45度くらい回転させれば抜けるのですが、この固定ネジが見えないところにある為、糸くずフィルターと一緒になったユニットごと外す必要があります。
ネジは3本ですが、見えている箇所でもドライバーの大きさによっては結構大変です。

裏のネジはこの矢印の先にあります。ここは奥行きがないのでラチェット式の短いドライバーを使いました。

3本目は左側にあります。

3本のネジを外せば持ち上げて、この位置にある循環ポンプ固定ネジを外します。

これであとは回転させれば循環ポンプは外せるのですが、固定されている時の位置がわかるようにマジックで印を付けました。〇同士が固定される箇所、×同士は外れる箇所です。

循環ポンプを回転させて外しました。パッキンも購入した循環ポンプに付属していたので交換しました。あと日頃手の届かない箇所を掃除したり、ゴムホースにラバープロテクタントと塗布したりしました。

基盤の箱はネジ2箇所を外すだけで開きます。循環ポンプのコードを辿って赤丸のコネクターを抜きました(写真は抜いた後)

上が外した循環ポンプ、下が購入した新しい循環ポンプです。
ノイズ対策なのかフェライト(?)が付いてるので、これを新しい循環ポンプのコードに移設しました。
あとは元通りに戻していきます。
一応完全に戻す前に試験運転をし、水漏れが止まっている事を確認して完全に元に戻します。

外した循環ポンプです。
この部分(軸受け)から水が漏れてました。
循環ポンプは送料込みで15,000円したなので、ドラム式洗濯機もあと5年くらいは故障せずもってほしいです。
Posted at 2025/12/20 21:04:41 | |
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