そんなわけでナットを注文していた
オルタネーター(GF-RF1純正 + アルミプーリー)ですが、注文していたDの方より連絡があり…
『ナット届いたよ』ではなく…
『僕が長く付き合っている”クルマのでんき屋さん”を紹介するから、ちょっと行ってみたら』というお話でした。
単純にナットを取り付けるんじゃなくって、”クルマのでんき屋さん”で現状を見てもらって判断しては?というアドヴァイスでした。
窓口にしているDの方って、もともとはメカニックで、んでレースメカニックも経験していた方。
その方が、その頃よりお付き合いのある、経験豊富な”クルマのでんき屋さん”に話を通しておいてくださっていたようで、ご連絡差し上げたら二つ返事で『ちょっと持ってきてください』とのこと。
なんともいえない淡い期待と、ちょっとしたビビリ精神(苦笑)で、午前中は時間があったので、ちょっと持っていってきました。
”クルマのでんき屋さん”は快く気さくに迎え入れてくださり、バッテリーとプラグとETCなどが並ぶ店頭から、『コッチ来て』と店舗裏手の工房のような部屋に通してくださりました。
作業台に固定してあるバイスにオルタネーターを固定して、手持ちのナットをあてがい、インパクトで合体させてくれました。
で、入念に手回しを繰り返し、聴診器を当てて異音を探って、何も言わずに再度ナットを外して、ロックタ○トの中度を少し塗って、再びインパクトで強烈に合体させました。
そこでようやく一言。
『ベアリングはイカレていないだろうから、コレで大丈夫だと思うよ』と。
異音の原因はおそらく締め付けトルク不足から、使用につれてナットがスッ飛んでしまって、抑えが利かなくなってしまったプーリーが振れながら回っていたことに起因するのでは?との診察でした。
めったにないトラブルだけど、もともと純正装着の時点でプーリーはメーカーにより強烈なトルクでしまっているらしく、オイラみたいないい加減なプーリーの取付をしてはいけないそう…。
いきなりロックタ○トを塗ってナットを取り付けるのではなく、一度インパクトで停めて、聴診器で試しに聞いてからナットを外して、再び取り付けるっていう工程は、プロとしては当たり前なのかもしれませんが、やっぱりオイラみたいな素人には説得力のある作業風景でした。
怒られちゃう・バカにされちゃうかなぁ、ってビビッていたら『僕も裏方でレースに参戦していた頃、散々やったよ、こういうミス』って笑って教えてくださりました。
お話を伺っていくと、”クルマのでんき屋さん”もかつてはシビック(型式を聞くのを忘れた!)に乗っていて、結婚→一人目のお子さんを授かっても乗っていて、そのうちにめでたく二人目を授かる…ハズが、まさかの双子で、5人乗車ができずに泣く泣く手放した、という過去をお持ちだそうで、最後には『インテグラ、大事に乗ってよ』『万が一ダメだったり、困ったコトがあったらまた来て』と送り出してくださいました。
感謝と、なんだか嬉しくなったヒトトキでした。
なんでもそうなのでしょうけれど、やっぱり確認って大事ですよね。
とりあえず今度の休みに、再びこのオルタネーターに交換してみようと思います。
で、異音が出なかったら、この”クルマのでんき屋さん”にお礼のご挨拶に行ってみようと思います。
でも、その前に…
今夜はまだまだ仕事しなきゃ(汗)
Posted at 2013/01/29 22:21:55 | |
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