色々考えた挙げ句、リアシートを撤去。
その後、体感的にリアシートが補強の役割を担っていた事を痛感する。
と同時に、
今まで補強してきた箇所の効果を再確認。
くちちょーさんとの試走や、おうちでの走りで感じたのは、
「曲がりやすいが諸刃の剣」
素人の自分が精度の高いラインを狙うのには不向き。
おうちで想定していた
ヘアピンでの曲がりやすさは◎
ただ、第二区間の小刻みなクネクネを直線で走った時の
路面のウネリ
気付いた時には理性とは別に右足が勝手に震えてて(笑)
指の付け根では踏力が足りないので、かかとでアクセル蹴り潰して登頂。
結果的に第三区間からは色々と踏み切れない要素があったので、無茶はいかんなと…
週2~3走ってた時と、半年に一回走ってるかどうかのヘタレが同じように走ろうとする事が間違いなのだが、
おうちだからこそ、他とは違って無茶が出来るところもあって、
過去の財産がある故に見える事もある。
今まで店長との打合せは一発で決まっていたが、
今回は一旦考察期間を置き、再度車体確認しながら
最終案をまとめて作業依頼。
で、第一段階?はフロアタワーバー+斜行バー制作。
製作過程でわかった事は、リアシート外した後に残る
取り付け用アダプター金具。
コレも単体で補強の役割をしていて、
外してしまうとボディ外側にある当て板の役割が半減する構造。
なので、アダプター金具を残して、左右の金具間を結ぶタワーバーを作れば、リアシートが有った時と同等のヨレ具合に戻ると思われる。
要はリアシートがフロアタワーバーの役割をしていた仕組みが分かりました。
というだけ。
今回は追加補強前提で、このアダプター金具を残していたので、
コレを利用して製作。
斜行バーは見た目のガッチリ感とは裏腹に、
逃げを残しているあたりが、流石のセンス。
何度見てもこういったところが未だに付いていけない。
言葉で表現するのは難しいが、
あくまでヨレを抑制する「補強」であって、
大きな負荷を支えるメンバーではない。
過度の負荷がボディに加われば、補強パーツが先に割れる。
市販パーツのレビューで、割れたから不具合というのを見掛けるが、
短絡的にそう判断する前に、見直すべきところがあるかもしれない。
あと、もう1つ余計な事をいえば、一部の市販補強パーツで、「取付け方に問題」のある商品がある。
これは店長にも構造を説明して、確かに問題があることを確認したが、
致命的でないのとココで公表するのは問題なので、聞かれても答えません。
チューニングは自己責任なところがあるし、
期待の裏にリスクもある。
面倒臭ければワークスチューンの車を買うのが一番良い。
だから、400万のヴィッチは魅力的だった(過去形)
ただ、アフターパーツが何も無い車でココまでくると
あとに引けない(笑)
そういった事で、支援機の購入や
リアシート処分の決断がある。
ココ数年、デミオの更年期症状の改善に努めてきたが、
老いた親の介護を垣間見た気がする。
実際に親の介護をしている人からしたら、
甘ったれた戯れ言に過ぎないだろうが、
逃げずに向き合った故に、精神的に参った時期もある。
車は買い換えれば済むが、親はそういった訳にはいかない。
本来なら第一段階?終了した時点で、一度引き取って試走するが、
今回は省略して引き続き第二段階の作業を進める。
こっちの方がどういった効果になるかが楽しみ。
作業が一区切りしたところで、店長を訪ねてきた外国人が、
「この車はあなたのですか?面白そうですね」
と聞いてきたが、
同クラスで相対的に速い車はいくらでもあるし、
この車が少しでも長く楽しめることを願う。
Posted at 2018/08/26 23:55:58 | |
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