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昨日、代官山TSUTAYAのリンドバーグにSAAB関連の書籍を探しに行く。しかしなんとSAAB関連の本は一冊もなく、あるのは９０年代モデルのカタログが２０冊ほどあるのみ。。。

この最近、欧州、北米でもSAAB９６が忽然と姿を消し、一気にコレクターの手に渡ったような気がする。。。
さびさびぼろぼろの個体はたまに売りに出ているが、代々きれいに乗り継がれてきた程度の良い９６はまず出てこなくなった（出たとしてもかなりお高い。。）。　フォードタナウスの４気筒エンジンを流用したＶ４モデルは、まだ流通しているが、２ストローク（Ｒ３エンジン）それも後期型のきれいな９６を見つけ出すことは不可能に近いのではと思う。。（しかし消耗パーツは某ルートを通じ安価＆スピーディーに簡単に入手可能）


小生、このクルマを見つけ出すまでに、ほぼ１年間目を皿のようにして、全世界を探し回り、奇跡的にイギリスの片田舎で発見し、日本のウルトラ過酷な使用環境に適法させるために、筆舌に尽くしがたい努力と情熱とお金をかけたことをふと思い出し、これからも日常を楽しむ足として永く付き合っていくことに決めた。


ちなみに、このクルマ、新車納車時の点検簿から、以降のオーナーさんが地道につけていた整備記録、オーナーズマニュアル、電話帳のように分厚いサービスマニュアル、当時のカタログまで全て揃っています。。トランクの工具＆スペアタイヤは新品のままです。。

こんなクルマを、簡単に手放そうと考えていた私はどうかしていたのかも。。正気に戻ってよかった。。

点検整備をお願いしていた、横浜のビンテージヨシノさんにて。


やはりいい色だ。


現在、委託販売を検討中。ようやく一通り仕上がってがってきただけに、真剣に迷っています。。。