DPLキット　IPF XW-03　装着

IPFのDPL(デイタイムポジションランプ)キット、XW-03を装着します。みんカラのレビューを探しても、MA15Sソリオバンディットへの装着例は見当たらず、手探りの作業となりました。

本機で必要なプラス電源は、常時12V(鉛バッテリー＋端子から取り出し)と、イグニッションスイッチがONで通電するポイントからの2系統となります。

後者を、鉛バッテリー横のヒューズボックス内にある「メーター」ヒューズ(画像左・赤丸)から取り出します。

ヒューズを抜いて、端子のどちら側に通電するか確認しておきます。進行方向前側に通電しています(画像右)。

電源取り出しには、エーモン2837【フリータイプヒューズ電源(低背)】を使います。

前の項目で通電側を探した理由は、画像左の通りです。

エーモン2837に車両から抜いたヒューズを挿入。

ヒューズボックスの隙間にケーブルを通す関係上、画像右のように加工しておきます。

手持ちの赤ケーブルをヒューズボックス下側から通して、先端にギボシ端子(オス)を装着(画像左)。

ヒューズボックス下側では、エーモン2837から切り取ったヒューズ部分を、ギボシ端子で繋いでいます。

画像右のようにまとめて、ヒューズボックスの蓋を閉めます。

続いては、ポジションランプONで12Vが流れるケーブル探し。

HIDバラストの真下あたりにポジションランプのコネクタがあります。左右共に、赤/黄線が該当します。

赤/黄線を左右共にカットして、ギボシ端子を装着。

車両ハーネスが短いのと、電工ペンチを入れにくい場所なので、少々苦戦気味(汗)

コントロールボックスのディップスイッチを、画像上のように、1番だけONにします。これでDPLが作動します。

設定したら、同梱の防水シールでディップスイッチ部を塞ぎます(画像下)。真ん中に貼られていないのはご愛敬ということで(汗)

各部結線。各ケーブルを極力コルゲートチューブで隠し、取り回しは既存のホーンリレー配線に沿わせます。

アースケーブルもホーンリレー同様、左フロントフェンダー内側のアースポイントに固定(画像右下)。

コントロールボックスは、鉛バッテリー後方のヒューズボックスの上に、マジックテープで固定しています(画像左下)。

少々見づらいかもしれませんが、画像上がケーブル取り回しの概略です。

各色は、コントロールボックスから出ている実際のケーブル色に合わせています。アース線は実際には黒ですが、画像上に黒線を引いても見えないので、ここではグレーとしています。

赤：常時12V(鉛バッテリー＋端子へ)
黄：IGN ON(メーターヒューズへ)
グレー(実際には黒)：GND
水色(実際には青と青/白の2本)：
　　　　　2本とも左ポジションランプへ
黄緑(実際には緑と緑/白の2本)：
　　　　　2本とも右ポジションランプへ
白(実際には黒)：コントロールボックス

赤線の途中にあるヒューズを抜くと、DPLが停止して、ノーマル状態となります。

なお、水色線と黄緑線は長さが違います。黄緑の方が長く、水色の約2倍あります。

無事結線できたところで点灯。画像下は、日を改めて薄暮時に撮影しています。明るさはポジションランプそのものなので(コントロールボックスに明るさを増幅する機能はありません)、明るい所では残念がらほどんど目立ちません。

結線箇所さえ判明すれば、作業自体は難しくないのですが、ケーブルをきれいにまとめて取り回すのに大変時間がかかってしまいました(汗)

装着時走行距離　26,933㎞