※最も思い入れの深いクルマなので、超長文になってしまいました。ご容赦ください。
【1991.06 ~ 1995.07】ギャラン 1991年式 AMGタイプI 5MT シュロスシルバーM 新車
前車ギャランVR-4のタイミングベルト切れという、予期せぬ形で乗り換えることに。
VR-4が元気だった頃から、次はレガシィツーリングワゴンGT!と密かに思っていましたが、
エンジン始動不能、検切れ間近、過走行(3年で約9万キロ)、修復歴あり(いろいろあって…)、
いくら人気車といえども、まともな査定額が出るとは思えず…
そんな時、助けてくれたのが、VR-4購入時にもお世話になった、父と長いお付き合いの営業氏。
なんと、不動車VR-4を通常の査定額(動くものとして)で下取ってくれるとのこと!
というわけで、VR-4後継車は三菱車から選ぶことに決定。
すでに後期型(5MT・240馬力仕様)になっていたVR-4や、
当時大人気だった初代ディアマンテ(ギャランにはないゆったり感がとても良かった)など、
迷うところも多かったのですが、街で走っているのを一度も見たことがないギャランAMGに
興味が湧き、実車を一度も見ることなく(受注生産なので実車が無いと言われた)契約。
MOPのABSとサンルーフを付けて、納期は約3か月でした。
デビュー(1989年)当初1モデルのみでスタートしたギャランAMGですが、1991年の小変更で、
ほぼ従来通りの内容(ただしホイールが変わり、本革シートがMOPに)の「タイプI」と
専用エアロを省いて(Vientoなどと同じ外観だけど、ボディカラーとホイールはタイプIと同じ)
価格を下げた「タイプII」の2グレードに分かれました。
羊の皮を被った…的なタイプIIも面白そうでしたが、ここはやっぱりまだ見ぬタイプIに憧れ、
タイプIを選びました。4年ほど乗って、同型車に出会ったことはなかったような気が。
余談ですが、当時のVR-4(ABS標準装備)と、AMGタイプI(MOPでABS装着)の価格を比較すると、
後者の方が高価になってしまうんですよね。一般的には売れにくいクルマだったと思います。
元々レギュラー仕様で140馬力(後にハイオク仕様化されて160馬力にアップ)だった
4G63(DOHC・NA)エンジンを、当時はまだ独立したチューナーだったAMGがメカチューン、
(現在、AMGはメルセデスベンツの一部門としてハイパフォーマンスカーを生み出しています)
170馬力(もちろんハイオク仕様)を絞り出す、メーカー純正チューニングカーなわけですが、
MIVECやVTECのような可変バルタイ機構を持たないハイチューンドNAエンジンですから、
本領発揮は5000回転位から!それ以下でもまあ普通には走れますが、正直トルク不足。
極端に言えば、本当に2Lもあるの?という感じ。私のはMTだったので、
それほど苦になりませんでしたが、ATを買った人は激しく後悔したとかしないとか…?
しかし、パワーバンドに入れば7500回転からのレッドゾーンは言うに及ばず、
レブリミッターの入る8000回転まで一気に吹け上がり、炸裂するパワー!
ちょい派手なエアロを装着しているとはいえ、普通(?)の4ドアセダンに全く似合わない(笑)
スパルタンなフィール!バイク乗りの私が思わず感激してしまう乗り味でした。
もちろん、絶対的なパワーではターボのVR-4に全く及びませんが、
このエンジンフィールだけでも、買って良かったと思えるものでした。
当然足回りもAMGチューンで、高速安定性重視のどっしりしたものでした。
AMGはFFですが、VR-4の4WSの超高速域でのヒョコヒョコ感に
少し違和感を感じていた私的には、こちらの方がより安心感が高いと感じました。
超高速域でグッとボディが沈み込、矢のように突き進む感じが、
ドイツ車風の味付けなのかな?と思いました。
このように、ノーマルでも手間とお金の十分かかったハイパフォーマンスカーでしたが、
(納車直後にスピードリミッターカットと輸出用純正240km/hメーターは装着しました)
この頃、オプションやカーボーイといったチューニング雑誌を読むようになり、
チューニングに大いに興味が湧いていた私、自然とこのクルマにも手を入れるようになりました。
エンジンは既に弄り尽くされているので(逆にAMG用のハイカムをVR-4に入れる人がいた位)、
排気量アップやターボ化という選択肢もあるけど、それじゃAMGじゃなくなっちゃうと思い、
純正交換エアクリと車検対応マフラー程度で、主に足回りや駆動系をチューニングしていました。
ノーマルは若干腰高フォルムに見えてしまうので、AMGの良さを伸ばす方向でチューニング。
ホイールを1インチアップ(タイヤは195/60-15→205/50-16)して2.5cmほどローダウン。
走りも十分考慮して、エナペタルのノーマル形状ダンパーに、シークレットスポーツの
ローダウンスプリング(硬くなり過ぎず、コンフォート性も考慮したモデルでした)をセット。
ホイールは、16インチ以上の4穴114.3だと選択肢が非常に少なく、
「鍛造」にこだわって当初BBSにするつもりでしたが、納期未定と言われて、
ボルクレーシングのグループC-Vだったかな?2ピースで5本スポークのモデルを選び、
スポーク部をボディ同色にペイントしてもらいました。
ブレーキも社外パッドで抜かりなく強化。VR-4よりも車重が軽いので、
ノーマルでプアとまでは感じませんでしたが、ブレーキ強化は大切なチューニングですから。
駆動系では、VR-4用強化クラッチ(メタル3枚羽根)と、同じくVR-4用クイックシフトを装着。
この辺はVR-4用が無加工で装着できました。ノーマルでもVR-4用クラッチが奢られ、
駆動系はひっそり強化されていたようです。
シートは前2脚をレカロ、オーディオはナカミチ、インテリアもこだわっていました。
逆にエアロなどの外装は、手を加える方がもったいないと思い、ホイール以外はノーマルをキープ。
希少なクルマにお金も愛情もたっぷりかけて、末永く乗り続けるつもりでいましたが、
私の人生を大きく変える大事件があり、過去と決別するため、手離すことにしました。
人生をリセットしたい気持ちがあったのですが、クルマのことだけ考えるともったいなかった…
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1枚目の画像は、たぶん納車の日、実家の前にて撮影していると思われます。
前車VR-4同様、営業氏に実家に納車してもらい、私がそれを取りに行っています。
納車直後なので、外観は当然フルノーマルです。
2枚目の画像は、手離しの時、隣にニューマシンを並べて撮っています。
(ニューマシンも写っていますが今回はトリミングしてカット)
フロントバンパーのAMGエンブレム隣に貼っている緑のステッカーは、
大阪府茨木市にある三菱車のカスタムショップ「SIGMA SPEED」のものです。
ショップに遊びに行ったのはVR-4の時だったかな?
最近気になってネット検索してみたら、今も営業しているようです。