メーカー不明 4穴→5穴 変換スペーサー (部品調達編)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
メーカー不明の5穴変換ハブ装着までの話。
2
その一 ハブ径が合わない
皆さんご存知だとは思いますがメーカーごとにハブの径は違います。
だからハブリングなんて物が売ってあるんですね。
僕はそんなことかんっぺきに忘れて謎の変換ハブを購入しました。
購入品のセンターボア径が54.25mm
マーチのハブ径は59mm。(実測で60.5mm)入るわけないね。
対策としてセンターボアの拡大ですが、機材がない、業者が見つからない。
他に思いつく対策は・・・・ハブ切断?
真面目な話僕個人は悪くない方法だと思います。
事実、業者が見つからなければ行うつもりでした。
ハブリングつけてない社外ホイールと同じような気がします。
自家加工ならリューターでこつこつ削る?相当高精度で削らないと
結局結果的にはハブ切断と同じ結果になるかもです。
ボール盤でホルソーを使って削る
ジュラ製のハブの場合はアリかと。でも僕のはなんか難しそう。
鉄っちんですもん。だからかったんだけどさ・・・
3
で、うだうだ書きましたが餅は餅屋に任せるつーことで
旋盤加工にだしました。(結局)
上の他の方法は僕の妄想です。誰かの閃きのきっかけになればいいな。
神奈川のキタダイ製作所という所に注文しました。
値段は伏せますがハブを切り落とすのを止める気持ちになれる値段です。
4
その二 ハブボルト
この変換ハブに付属のナットはテーパー付きの薄型M12-HEX16
ピッチ1.5という特殊ナットです。
何が難しいかと言うとマーチ、及びニッサンはピッチ1.25なのです。
通常のロングボルトでは対応できません・・・
1.25の上記のナットがあれば問題ないのですが相当探したのですが
見つかりません。普通のナットを加工することも考えましたがスマートじゃないです。
HEX17にするとハブの溝に工具がかかり、そこを拡大すると隣接する
スタッドのねじ山を飛ばしてしまうのでHEX16はかえられません。
しかたないので1.5ピッチのロングボルトに打ち変える事に・・・
5
AK12マーチのフロントには新日産用といわれるハブボルトが
刺さっています。KYOEIなら+10ミリがSBN-Aという名前ですね。
リアは通称、旧日産といわれるKYOEIの+10ミリでSBNが入っています。
スプライン径ですが、SBN-Aが14.2mm、SBNが13.0mmです。
これに対応する太さのピッチ1.5のボルトは・・・
フロントはKYOEIのトヨタ用のSBT
リアはマツダのSBZになります。
どちらもスプライン径は14.2と13.0と日産と同じです。(長さは違います。)
ここで一つ気になったのはスプラインのピッチです。
太さは同じでもどのメーカーもスプライン部ピッチは同じなのか?ということです。
悩みすぎて眠れなくなったのでハブボルト専門で取り扱っている
業者に連絡をとり質問したところ・・・
>スプラインのピッチ(山の数)についてですが、
>もともとはハブボルト側のみにあるもののため数は関係ありません。
>(車体側はハブボルトをさした時に傷が付いたものです)
>ですので、スプライン径さえ合っていれば取り付けが出来ます。
という回答でした。車体側に溝を切ってないのは初耳でした。
まだ実際に試したわけではないのでわかりませんが
ぐっすり眠れるようになりました。
6
と、いうわけでKYOEIのSBZを8本
SBT-2を8本注文しましたとさ。
このままだと長すぎてホイールに干渉するので装着時に
カットする必要はありますが無事にナット問題は解決しました。
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