冷却ファン取り付け(サーモスタットモジュールも)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
来たるべき夏に向けてモンキーの冷却を考える。
まず始めにオイルクーラーを選んだ方が良いのはわかっているが、純正のエアクリボックスを外して付けるタイプが嫌なことと、YouTubeで動画見ても油温が10℃くらいしか下がってない事実を見て、費用対効果を考えるとても買う気になれなかった(オイルクーラー取り付けて冷却ファンを取り付ければ尚の事良いとは思うが)
とりあえず効果が無ければ自分のPC用のファンとして使えばいいやという考えで、価格、静圧、回転数(3300rpm)でコスパが良かったARCTICのP12 MAXを選択。1000円/個程度で買った。消費電力はDC12Vで3.5W/個と少ない。ただ、メーカーサイトはダブルボールベアリングと記載があるのに、実際に届いたファンは流体軸受だったので耐久性に少し不安。
シリンダーをサンドイッチする形で取り付けた。適当にステーを作って取り付け。
どうせ雨の日は乗らないし、とりあえずこれで乗る。ちょっと乗ってみて水しぶきがかかるようならその時考えよう(適当)
2
右側。やっつけ感満載w
取り付けられる箇所が無くて困った。
エアクリボックスのカバーを取り付けしているボルトと共締めした。
こちら側のファンはシリンダーに風が当たるように斜めに取り付け。
3
ファンの手前にサーモスタットモジュールを噛ませて取り付け。温度設定は70℃で内部のリレーが繋がる構造。サーミスタはシリンダーの冷却フィンの間に漂わせておいた。このサーモスタットモジュール、超安なクセにヒステリシス設定(オンになる時の温度とオフになる時の温度が違う)も出来るというスグレモノ。
なのでエンジンが冷えている時はファンは回らない仕組み。ファンが回る時も設定温度に達した時にリレーがオンするから手間もない。
このモジュールもファンもDC12V仕様だが、手持ちの降圧コンバーターを始めは使っていたのだが、可変抵抗器が壊れて11V以上上がらなくなったから、降圧コンバーターを取っ払って直接接続している。まぁ14Vくらいなら大丈夫でしょう。ファンの回転数もちょっと上がるし。
4
最初に取り付けしたとき、このフィルターを取り付けていたが、全然冷えないので取り外して息を吹きかけてみたら抵抗がありすぎて風が通らなかった。取り付ける前に確認すべきだった。取り外したら明らかに冷える&温度上昇が緩やかになった。別途、飛び石等からファンを保護するためにファンガードくらいは取り付けしようと思う。
このファンを取り付ける前は、気温20℃くらいの中、坂道を5000rpmくらい回して登っていると最大で130℃くらいまで上がった(先日のESP32を使ったOBD2診断機からの数値)シリンダーヘッドからクランクケースに向かう途中に油温センサーが付いている模様。
それがこの冷却ファン(このフィルター無しで)を回した状態だと113℃くらいがピークだったと記憶している。
※25/6/5訂正
気温25℃くらいの中、坂道をずっと登るような場面で油温が126度まで上昇しました。アイドリング中にファンが回ってる時は冷えるけど走行中は冷えないという印象…
取り付け前と違ってアイドリング時にファンが回っているとグングン油温は下がっていく。
別の日で、気温25℃以上の日でも安定して冷えていた。
とりあえず今夏はこれで凌ごうと思う。
と言っても35℃以上の猛暑日に乗る気にならない。
余談だが、ハーレーにはシリンダークーラーというものが存在するらしく、それと似たようなものだと思う。ただ、もう少し回転数が多いファンが欲しかったが、モンキーの発電量を考えると消費電力3.5W/個というこのファン辺りが適切かと思う。
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