今日は久々にレーシングカーでサーキットを走りました！
ポルシェカレラカップジャパンの車両での走行です。
震災後、初めての走行。
正直言います。
自分に何かしらの影響があるんじゃないかなって思っていました。
被災地に２度行って来て、特に１回目は現地での夜は寝付けず、
帰って来てからも、寝付けない夜が続き、お酒を飲まないと寝れない日々が
続いていました。
２回目に行った時は、１回目程のショックはなく、帰って来てからは逆に
寝付けるようになりました。
１回だけよりも、２回目行った後の方が精神的に安定しました。
正直、不思議な感覚です。
僕は自律神経があまり強くなく、ストレスがあるとすごく調子が悪くなります。
以前、それが原因でスランプになりました。
２００４年から２００５年にかけて特にスランプでした。
その後はかなり上手に自分と付き合えるようになって、
自分のコントロールがスランプ前より、しっかりと出来るようになり、
調子はすこぶる良かったのですが、今回１回目被災地訪問の後、
以前のような調子の悪さが再び顔を出してきました。
２回目に行くまで、すごく自分のコントロールが難しかったのですが、
行ってからはまずまずの調子でした。
でもレーシングスピードで走ったら？？？だったので、正直不安でした。
でも何のことはない、コースインしてすぐベストタイムが出て何にも問題なし。
たった２周でベストタイムです。今までと一緒。絶好調！！
ストレートでは２７５ｋｍも出ているので、かなりのスピードですが、
調子のいい時と同じ感覚で、全然速く感じない。
たったの１５分の走行でしたが、しっかりと自分をコントロールできている
ことが確認できたので良かったです。
そしてその後、
ゴメスマの建二と合流して色々な打ち合わせ。
どうやったらみんなを元気にできるのか？という話をしました。
彼らは歌で気持ちを届けられる武器を持っている。
以前、一緒にイベントをしたこともあり、僕たちでできることの可能性を話し合った。
時間はあっという間。
やっぱりフェイス TO フェイス、ハート TO ハート、ハンド TO ハンドだと思った。
人間と人間の繋がりは、人の温もりを感じることが大切。
とにかくできることをやろう。
僕が今日も普通に走ることができたのは、普段から仲間に
支えられているからだと思う。
スランプの時期、僕は孤独だった気がする。
どんなに手を差し伸べてもらっていても、素直にその手を握れない自分がいた。
自分を信じれないから人を信じれない。
今は信じれる仲間がいるから、自分も信じることができる。
だから、どんなことがあっても走れる自分がいるんだなって感じました。
みんな多かれ少なかれ、不安を感じ、心に傷を負っているんだと思います。
一人で背負いこんだら重くて潰れちゃうよ。
僕は自分の弱さを知っているから、平気で人に寄りかかる。
もし皆さんが、僕のことを強い人間に見えていたとしたら、
それは、僕が自分の弱さをちゃんと理解しているからなんだと思います。
「人なんて弱いから、寄り添うものなのに～」
ゴメスマの曲のフレーズ。
歌っていいなぁって思います。
というわけで、建二と２人でカラオケ行って歌ってきました（笑）
パワーも充電したし、３回目の被災地へ向けて準備をしたいと思います！
さぁ、頑張るぞっと！！
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Posted at
2011/04/07 01:47:37
