RSRダウンサス版ビルシュタイン取付（フロント編）

昨年末、オーバーホール済みの純正ビルシュタインに、RSRダウンサスを組み合わせたんですが、いろいろとタイミングを逃して取り付けが出来てませんでした。
作業内容的に時間もかかりそうだったので後回しにしてましたが時間が出来たのでまずはフロント側を取り付けることにしました。
タワーバーを外して、その下のブラケットと一緒に留まっているナットを外します。作業中に落ちてこないようにナットを１つだけ軽く留めておきます。

スタビリンクの上側を外します。下側は軽く緩めて、左右同時にやっておくと楽です。14mmのメガネレンチで緩めますが、ほぼ高確率でボルトと一緒に回ってしまうので、5mmの六角レンチを挿してナットだけ緩めます。ここのスタビリンクの状態によって時間がかかる可能性あります。

アッパーアームを外す際にケーブル類が引っ張られないように、ブレーキホースを固定しているブラケットのナットを外し、併せてブレーキローター裏にあるABSの車速センサーのブラケットのナットも外します。外したナットは元あった位置に軽くつけておくと無くす可能性がなくて安心です。

アブソーバーの下のボルトを緩めて、アッパーアームの付け根のボルト２本を外します全て17mmのボルトです。アッパーアームが外れた時点でアブソーバーの下のボルトの負荷が無くなるので、最後にアブソーバー下のボルトを抜くようにすると簡単です。

アブソーバー下のボルトを抜いたら、アッパーマウントに残したナットを外すとショックが抜けます。

新しいショックを取り付けます。外した順序と逆の手順でやっていけば良いのですが、アッパーアームがグラグラ動くので、アブソーバーに当たって傷になってしまいます（体験済み...笑）なので、不安な方は可能であればこのタイミングから２人とかでやった方がいいかもしれません。
またはアブソーバー部分にダンボールとか布を巻くとかして、養生すると良いです。
とりあえずやり方としてはアッパーアーム内にショックを入れつつ、アッパーマウントのナットを仮締めして、その次にアッパーアームのボルトを挿して仮締め、アブソーバーのボルトを挿すといく順番でボルトを挿しながら仮締めしていくと良いです。
このタイミングでブレーキホースとABSのセンサーのブラケットは固定出来ます。
後で１G締め付けが必要になるので、アーム類のボルトは仮締めで、アッパーマウントのナットはブラケットを戻して本締めします。

左右同時に作業を進めて１G締め付けしたらタワーバーを付けて完了です。
締め付け規定トルク
・フロントアッパーアームボルト
　84N〜98N
・アブソーバー下のボルト
　84N〜98N
・ロアアーム
　前方 : 117.7N〜137.3N
　後方 : 127N〜157N
※ロアアームの前後ボルトは作業中には触りませんが、１G締め付けの際は一度緩めて再度締め付けた方が良いです。

前後比較の写真です。アライメントはまだですが、馴染むともう少しだけ低く見えるようになるかもしれないです。
スタビリンクをピロ化＆ショート化したかったのとブーツの破れを発見したこともあり、先にフロントスタビリンクの交換をする予定です。