• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

160turboの愛車 [トヨタ アリスト]

整備手帳

作業日:2016年8月13日

メーターパネルからの異音対策

他の整備手帳を見る 他の整備手帳を見る

目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

上級

作業時間 12時間以上
1
メーターパネルの内部からビビリ音が聞こえます。初めて聞こえたのは約2年前です。聞こえない時もありますが、聞こえる時はかなり気になる音でした。

ワッシャーが緩んでいて路面の荒さに合わせてビビビッと鳴る様な感じでした。60㎞を超えると大概は聞こえなくなりました。ところがある日は100㎞でも聞こえるなどその日次第といった感じです。

整備屋さんに相談すると、原因追求のためにダッシュボードを外し、走行してみて原因を追求するとのこと。その上で対策を考えるので、外すだけで最低約8〜10万円かかるとのこと。どこに聞いても同じ答えなので半分諦めかけていました。確実に異音が止まるなら10万円かけても良いけど、分からないものにはという考えでした。

異音が聞こえるたびにアリストに対する愛情も失せていく感じでした。乗り換えも真剣に考え始めたのですが、アリストを捨てる前にやるだけやってみようと思い、メーターパネルのカバーを外してみました。すると異音がしません。たまたま聞こえなかっただけという事も想定して、外したまま1週間空けました。

その間、カバーの爪に脱着の際に確実にはまるようプラスチックの爪に金属のストッパーが付いています。ここが振動していると仮定して、隙間テープをホームセンターで買ってきて、爪に貼り付けることとしました。
写真は何処にでもある普通の隙間テープです。
2
隙間テープの本体です。
3
メーターカバーの爪は4本あります。
それぞれにストッパーの役割として金属の部品が付いています。それの振動を抑えるために、また、プラスチックの爪そのものの振動による異音を抑えるために隙間テープを貼りました。
4
4本のプラスチックの爪の一本です。

週末しか作業ができないので、メーターパネルカバーは浅くしかはめておらず、異音が聞こえると、路肩に止めてカバーのはめ方を浅くしたり深くしたりして異音の変化を確認しました。

こんなことを週末に続けている内に、カバーを外していても異音がメーターパネルの奥から聞こえることを発見しました。
それまで、カバーの爪、もしくはダッシュボードとカバーの接触部分と思い込んでいたので、原因が違うことが分かった喜びもありましたが、再び原因特定に時間がかかることが想定されがっかりしたことを覚えています。
5
写真はメーターパネルを外して裏側を写したものです。外すにも本体側からパネルに接続しているケーブルのコネクターを外す必要があり、狭いスペースで硬くはまっているコネクターに指をかけて外すだけでも時間がかかりました。

パネルを外して走ってみると全く異音が聞こえません。そうなると、このメーターパネルが異音の元であることが特定できました。

緩んでいそうな所がないか指で確認しました。明らかに緩んでいる所はありませんでした。少しだけ締め増しができたかなといった感じでした。

締め増ししたり、セロテープで仮止めしたりしては装着して走行することを何度も繰り返してやっとこさ原因に辿り着きました。

写真下に並んでいる黒いプラスチックのキャップがビビリ音の原因でした。緩んで外れて無くなったものもありました。
6
写真が異音発生の原因だったプラスチックの黒いキャップです。
対応が終わったところです。
締め増しや接着も終了です。
キャップが外れて無くなっている物もあります。
7
写真はネーターパネルの裏側です。

中まで開けて調べることなくメーターパネルの外側の検査だけで終えることができて本当に良かったと思います。中まで確認するとなると手間が何倍にも膨らみ時間も膨大にかかります。何より私の意欲が萎えてしまいそうです。

結果、異音の無いタービン音を聞きながら圧倒的な加速を楽しむことができるようになりました。
アリスとは今年で18歳となりました。
異音もキャップの緩みということだったので寄る年波に耐えられずに病気になったのだと思います。
その意味では治療できて完治したので、今暫くは現役で頑張ってもらおうと思います。
あー良かった!!!
8
よしよし、長い格闘もこれで終了と思って家路に就いたら何と燃料計の針が変な所に張り付いています!

写真の通り左の燃料計の針が下振れを止めるストッパーの釘の下にあります。これはメーターはパネルを外して裏返したり逆さにしているうちに、燃料計の針が逆回転してストッパーの釘の下になってしまったという事です。

300㎞メーターを取り付けた時を思い出して、逆の事をやればいいのですが、ここに至るまでに二ヶ月近くも週末を使ってきた事もあり、非常に疲れていました。
何とかならないかと、メーターパネルを逆さにしたりひっくり返したりして燃料計の針を回転させて元に戻す事に取り組みました。最後はパネル自体を手で叩くことによって針を戻す事に成功しました。

あー、やれやれ、最後まで気を抜くことを許してくれないアリストでした。

イイね!0件




タグ

関連整備ピックアップ

18クラウン純正 リアスポイラー取付

難易度: ★★

エンジンオイル&オイルエレメント交換

難易度:

右フロントのエアバルブが折れる

難易度: ★★

アリスト オーディオ周り一新

難易度: ★★

エンジンオイル交換

難易度:

ブレーキフルード交換

難易度: ★★

関連リンク

この記事へのコメント

コメントはありません。

プロフィール

「[整備] #A110 アルピーヌA110のサイドが死角なのでバックミラーを変えてみた! https://minkara.carview.co.jp/userid/715393/car/3404228/7665641/note.aspx
何シテル?   02/04 21:26
160turboです。よろしくお願いします。 アルピーヌA110GTに2023年3月に乗り換えました! 平成10年式の160アリストに鈴鹿のショップで平...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

リンク・クリップ

TRDデータ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/08/07 21:50:18
ネッツトヨタ東京 HUB PORT 若林] アリスト用リヤスポイラー 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/02/26 18:44:15
エアコンパネルの球を変えてみようか♪ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/01/05 12:49:45

愛車一覧

アルピーヌ A110 四つ目うなぎ (アルピーヌ A110)
銀アリボルトオンターボから乗り換えました。理由はメインコンピュータが壊れてECUを修理で ...
トヨタ アリスト トヨタ アリスト
ニックネームの通り160アリストにボルトオンターボを施し、高速道路で加速の快感に浸ってい ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation