2011年05月28日
久ぶりのブログです。。。
今回もサスペンション交換ネタで引っ張ろうと思います(・∀・)
iPhoneのアプリを駆使して、サスペンション交換の Before / After 比較してみましたw
測定中、いつの間にか完全にお仕事モードONになってました(笑)
測定条件は、交換前後で同一の場所、速度は70km/hでの比較。
路面は勿論ドライです。
タイヤ内圧 Ft:230kPa Rr:270kPa
まずは、定常円旋回…
ハンドル舵角 3/4 回転で保舵。
完全停止 0km/h~ タイヤが滑り出すまでゆっくり加速。
タイヤが滑り出してしばらく保持し、その後アクセルOFF。
そのDATAがコレです↓
青線…交換前
ピンク線…交換後
交換後のDATA取りがユックリな加速なので、波形が寝てます。。。
ピーク加速度の差を見ると、0.18G。
スウィープ時間の差を考慮しても、横G max は向上していると思われます。
ステア特性は交換前後変わらず、弱~中のアンダーステア。
ロールフィーリングは無論交換後が良好。
ロール角の減少が著しい。
ホイールにしっかりと荷重が掛かっている感が強く、
その結果 横G maxの向上が見られたと思われる。
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次、、、
レーンチェンジ。
左レーンから右レーン、右レーンから左レーンで比較です。
(要はダブル レーンチェンジですね)
センターラインにタイヤを合わせて測定。
右レーンへ移る時は、センターラインに右タイヤを合わせ、
左タイヤがセンターラインに乗るようにレーンチェンジ。
左レーンへ移る時はその逆です。
操舵スピードはほぼ同一のスピード。
定常円旋回同様、横G maxを見たいので、
タイヤが滑るレベルでのレーンチェンジです。
そのDATAがコレです↓(見やすいように、左レーン→右レーン のみの波形)
青線…交換前
ピンク線…交換後
をっ~~、切り替えしで横Gが揃ってる~~
しかも綺麗な波形ではないか・・・(自我自賛)
年の功ってやつか??(笑)
ピーク加速度の差を見ると、0.1G。
明らかに横G max が向上。
何より、波形を見ると交換後はシャキシャキと
Gが立ち上がっているのが分かります。
しかし、交換後はオーバーステア傾向が強く、収束も遅いので、
ダラダラとリヤが流れ続ける印象。
特に路面が荒れるとスティックスリップのようにリバースが始まります。
明らかにバンプ ストローク不足です。
ロールフィーリングは良好だが、バンプラバーに当たり、
前述の通りスタビリティ低下著しい。
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次、、、
参考に、フルブレーキを。
70km/hから単純にフルブレーキするだけ。。。
当然ABS作動してます。
そのDATAがコレです↓
参考に取ったDATAですが、若干Gの向上があるのかな~~?
その差、0.05G。。。
ノーズダイブは明らかに少ないです。
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結論:
・横G max の向上。
・ロール安定性の向上。
・ライン トレース性の向上。
・見た目のカッコ良さ向上w
・スタビリティにおいて、路面の影響を受け易い。
特に過渡的なシーンにおいてスタビリティ低下著しい。
良路、横G一定においては良好。
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と、こんな感じでDATA比較すると、フィーリングだけではなく、
目で見てその効果を実感出来るので、面白いです。
本当は、乗心地DATAが欲しかったんですけど、
サスペンション交換してから振動計アプリがあるのを発見。
思いっきり後悔してます。
ノーマルに戻してまで乗心地DATA取る気もしませんからね。。。
(仕事じゃあるまいし(笑))
比較しろ~の声が大きければ検討しますが・・・(爆)
感じたこと。
iPhoneはズケ~~~!!
(ソコかよっ! 自己ツッコミ)
Posted at 2011/05/28 16:50:26 | |
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