【性能改善】アルミテープ施工~イグニッションコイル追施工&VTEC編
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
2022/2/20にイグニッションコイル部分へアルミテープを施工したのですが、みん友である「コッペパパ」さんからアドバイスコメントがありましたので、追加のアルミテープを施工していきたいと思います!
施工エリアがかなり高温になりますので、今回も耐熱性のあるアルミテープを使用しました。
■NITOMS 耐熱アルミテープ38
https://minkara.carview.co.jp/userid/723456/car/3050829/11630141/parts.aspx
それでは、イグニッションコイルへと繋がっている配線部分へ施工していきます!
イグニッションコイルはエンジンが始動している限り常に通電していますので、アドバイスのあった通りイグニッションコイルにつながる配線へのアルミテープ施工でノイズの除去を行うことができ、プラグの点火効率を向上させることができます!
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それでは、施工していきましょう!
施工といっても、イグニッションコイルに繋がっている配線やカプラー部分にアルミテープを貼るだけなので、超お手軽です!
相変わらずかなり見えにくい位置に配線などがあるので、ほとんど目視はできずに手探りでの施工となります(^-^;)
各イグニッションコイルに分かれている配線のみならず、配線経路を確認して、配線が束ねられている部分にも施行しておきました。
※写真の場所以外にも何ヵ所か施工しています。
これで、全体的にノイズ対策ができたかなと思います!
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ひとまずイグニッションコイル関連だけの施工を…と思っていましたが、じつは今回の施工については続きがあります。
今回の施工した『イグニッションコイル』につながる配線と共に『別の配線』が並走する形であります。
その配線の先をたどっていくと…
写真の位置にある『VTC』や『VTEC』を制御するための『ソレノイドスプールバルブ』のASSY部品にたどり着きます。
※エンジンの運転席側側面の真ん中位の位置
『VTC』『VTEC』とは、フリードさんに搭載されている可変バルブタイミング機構である『i-VTEC』の構成部品で、下記の機能を担っています。
※実際には他の機能も担っていますが、簡易的な説明のみとしています。
※ちなみに両機構は吸気側カムのみに仕込まれています。
VTC:『カムの回転タイミング』を変化させることで『バルブの開閉タイミング』を変化させる。
VTEC:『カム』が『低速カムと高速カム』の2種類搭載されており、作動するカム自体を機械的に切り替えることで、バルブのリフト量を変化させる。
これらの機構をエンジン負荷や回転数に合わせて複雑に制御することで、燃費とパワーの両立をはかっている高効率型システムが『i-VTEC』です。
そのシステムへの油圧制御をしているのが、前述した『ソレノイドスプールバルブ』なのですが…間違いなくこの部分へつながる配線や、ソレノイドスプールバルブへのノイズ対策は効くと思うので、アルミテープを施工してみることにしました!
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『ソレノイドスプールバルブ』への施工方法としては、イグニッションコイルへの施工と同様に、耐熱アルミテープを貼り付けています。
※施工後は添付写真のような状態となりました。
ちなみに、ソレノイドスプールバルブの内部は、細い流路中をオイルが流れており、その流路を切り替えることで制御を行っています。
なので、内部を流れるオイルの除電も兼ねてソレノイドスプールバルブの流路側にもアルミテープを貼り付けてみました!
この場所への施工で、ソレノイドスプールバルブ自体のノイズ対策のみならず、制御している下記エリアの除電もできると思われます!
・エンジン内の吸気側カムシャフトに直接繋がっている可変機構(VTC)内のオイル
・VTECによりカムの切り替えをするためのカムシャフト内のオイル
つまり『エンジン内部から除電』できるのです!
エンジン内部は静電気の温床なので、かなり効きそうかなとおもいます♪(*´ω`*)オラわくわくすっぞw
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さて!きになる今回の全施工による効果ですが、イグニッションコイル自体に施工したときに感じた変化から、さらに改善した効果がありました!
【施工後の変化】
・アイドリング時の振動のさらなる低減化
・加速時(高負荷時)のエンジンノイズや振動低減及び加速感の向上
・『i-VTEC』によるカムの切り替わりなどがスムーズになり、アクセル開度に対して、リニアにエンジン回転数とパワーが変化するようになった
やはりエンジン内の制御に関わる部品へのノイズ対策は効果抜群ですね(*´ω`*)
制御精度が向上したことで、加速感(エンジンパワー)も向上したように感じ、運転がさらに楽しくなりました♪
昨今の車は燃費を向上させるために『バルブの開閉タイミングなどを可変させる機構』がほとんどのエンジンに装着されています。
なので、改めて愛車に搭載されているエンジンについて調べてみると新しい発見があるかもしれないですよ♪
これまでのアルミテープ施工で『吸気』『点火』の制御に関わる部品への対策をひととおり実施してきました。
ですが、エンジンルーム内には、まだまだ様々な制御に関するセンサーや配線などがありますので、今後も追加のアルミテープ施工で除電やノイズ対策をしていきたいと思います!
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【おまけ】
みんカラ内でちらほらときく『HONDA車のエンジン始動時の異音』は『VTCアクチュエーター』やそれを制御している『ソレノイドスプールバルブ(油圧バルブ)』の不具合やフィルターの目詰まりなどが主な原因となっていることが多いです。
現行型(後期型)フリードについてはすでに対策品になっているという噂もありますが、真偽のほどは定かではありません(;´_ゝ`)
この手の油圧系機構の保護のためにも、こまめなオイル管理や、エンジン始動直後(特に無稼働期間が長かったり、寒い時期は要注意)のエンジンが暖まりきる前の全開加速はしない…などなどを実施して、愛車をいたわってあげてくださいね(^-^;)でないと取り返しのつかないことになりかねませんので。。。
車の不調や故障は、すべてがメーカー責任…ではなく。
普段の乗り手の乗り方や管理方法により、あるていどは予防することができます。
まぁ愛車の管理をディーラーへ全投げしている場合にディーラーを責めたくなるのは…仕方ない?
いや…ディーラーの方は一般的な推奨タイミングでの消耗品交換のタイミングなどしか提案はできず、基本的な普段の愛車の乗り方やメンテナンスは乗り手次第なので…100人10色あるシチュエーションごとでのアドバイスは難しいと思います…
なので何か不具合があったときに
『全部メーカー責任だ!よく分からんが何とかしろ!』
というのも残酷な話だと思いませんか?
とはいえ、世の中には様々な方々がおられますので…
おっと!脱線しすぎた(汗)
結局何が言いたいかというと、愛車をいたわり、大切にしてあげましょうね♪
少なくとも、私の知るみんカラユーザーの方々は言うまでもないと思いますけれどね(^-^;)長文失礼しました。
この辺で整備手帳を終わりたいと思います(;´_ゝ`)
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