ミラココアミラー調整スイッチ移植＆キーレス連動ドアミラー格納装置取付③

いきなり完成図ですが、ミラココアSWをトレイ内に設置し、ハーネスを通すために切り取った部分をバックスキンルックで隠して、車内の作業は終わりです！
SWの台は、周りの青い部分はミラココアのスイッチパネルを切り取って再利用し、土台部分は廃材利用でやりくりしました。
バックスキンルックの空き箱がちょうどいい寸法で…（笑）

トレイのふたを閉じた状態です。
SWのダイヤルが飛び出るので、穴を開けました。
インジケータも点灯しますしね～。
トレイはそのうちバックスキンルックを使って、切り口が見えないようにしたいと思います。
ちなみにこのふた、2重構造になってますが、裏側の1枚はSWの高さ確保のため取り外しました。

さて、最後にミラーの配線を変更します。
ミラーはツィーターカバーと内張りをはがして、3箇所のナットを外して取り外します。
ピンク色のナットはツィーターが邪魔なので、先に緑色のナットを外してから。
ナットの大きさは10mmです。（KTCの10mmソケットを使用。）

ミラーの鏡面を外します。
※以下、ミラーの写真は左ミラーのものです。
左側の図の通りにはまってますので、まず下側を手前に引いて外して（①の青い矢印）、次に下へスライドさせて（②の青い矢印）外すことができます。

ミラーの調整ってどうやってるんだろうと思ってましたが、分解してみて、なるほど～と思いました。
鏡面はこの白いパネルにセットされていますが、このパネルが3点（ピンク色と青の円）で支持されています。
青の円部はネジで固定されているので、ネジを回して取り出します。
ピンクの円部はその下にスクリューがあってプラ部品が乗っかっているので、手前に引っ張れば取れます。

モーターが回る→スクリューが回る→スクリューに被さったプラ部品が上下動する→3点支持されている白いパネルが動く、という構造になっているんですね～メモメモです。

モーターのユニットが現れました。
先ほどの理論でいくと、中央の固定部に対して横に配置されているピンク色の矢印が横（左右）モーター、縦に配置されている黄色の矢印が縦（上下）モーターです。
この状態でいったん車に戻して、ミラココアのSWで動かしてみればよくわかります。
ちなみに配線を変更しないで動かすと、左右は問題ないですが、上下は面白いことが起きます。
（配線イメージ図を見ればわかりますが、両方のモーターが通常の1/2の速度で回ります。）

このユニットを裏返すべく、緑色の3箇所のネジを外します。
ちなみに先ほどの工程で外した白いパネルは、外さなくてもこの緑色のネジがとれるように穴が空いていますが、なんとなく裏返しにくそうだったので外しておきました。

ユニットを裏返すと、黒いコネクタと灰のコネクタが出てきます。
それぞれ縦、横モーター用のコネクタです。
どちらのコネクタにも赤いコードが共通してあるので、これがカローラSWの端子⑤と接続されていたものです。
縦モーターのほうはこれを切断し（赤い×印）、横モーターのミラココアSWの端子⑩/⑨と接続します。（つまり赤いコードではないほう。水色の円。）
切断したところもハンダ付けしたところも防水処理して（切断したほうはプラス絶縁処理）、ミラーを元に戻します。

これで完成です！
間あいだで動作確認しながらやってはいるものの、最終的に動いたときは感動します！！

最後に、インジケータ点灯の様子を。
ウチの車は特にインジケータ類の色替えをやっていませんので、緑色で統一されてていい感じです！！