AutoExe ストラットタワーバー  

1ヶ月点検の際に、ストラットタワーバー、フロントロアアームバー、リアフロアクロスバーの3点を装着しました。作業時間は点検含め2時間ほど。3点同時装着なので、まとめてのレビューとなります。

GHアテンザは元々ボディ剛性が高いので、昔の車のようにタワーバー一本で操縦性が激変するということはありません。しかしながら効果ははっきり判ります。

まず、操舵の正確性が増し、ステアリングの切り始めの応答が良くなりました。装着前は、ごく短時間ロールする感覚が伝わってきた後に回頭を始める感じであったものが、よりダイレクトに反応するようになっています。ステアリングの不感帯（いわゆる「遊び」）が減少し、ステア操作に呼応して感じる横Gのかかりが、自分の感覚と一致するようになったという印象です。

直進時の安定性などは著変はありませんが（もともと優れているということです）、挙動の正確性が増したので安心感は間違いなく上がっています。

次に、足回りの動きがよりしっかり感じられるようになりました。前車がRX-8だったこともあり、足回りのブッシュを介した感覚に少し物足りなさを感じていましたが（もちろん相対的なものです）、8割がた解決した感じです。このタイプの車にこれ以上を求めるとなると足回り全般に手を付けなければならないので、それはとりあえず後回しの予定。何より先立つものがない（笑）

ステア操作の重さなどは特に変化を感じませんでした。個人的にはもう少し重い方が好みなのですが、やはりこれも前車の感覚が残っているからなのかもしれません。

乗り心地は、やや硬くなったかなという程度。路面からの情報量が増していることは確かですが、日常の用途で困ることはないと思います。

アテンザはもともと足回りとボディに定評のある車ですから、ボディ強化パーツは必ずしも必須のアイテムというわけではありません。ただ、マツダ車共通の特徴とも言える、正確でしっかりしたハンドリングを、更に質の高いものにするものであることは間違いないところです。パーツごとの効果は判りませんが、★5つのおすすめでしょう。

関連情報URL：www.autoexe.co.jp/products/TOWERBAR/towerbar.html