
(画像はwikipedizより)
5月に金比羅様に行ったブログをupしたとき、みん友のジタニさんから聖林寺と大神神社、談山神社に関して面白いコメントをいただいた。
私はド素人の好事家だが、ジタニさんはその道の方だ。
専門家からいただいたコメントを足掛かりに調べると定恵という人物が浮かび上がった。
好事家の私にとって定恵は鎌足の長男だけど何故か出家して遣唐使に入り家督は次男の不比等が継いだ謎の人物だ。
調べると正史では遣唐使から帰った翌年に亡くなっている。
666年だ。
これは聖林寺(712年)や談山神社(678年)の縁起と合わない。
正史(書記)は不比等の手によるものだという通説に従えば不比等にとって兄、定恵は遣唐使帰りの翌年に死んだことが正しい。
聖林寺という寺は藤原氏の仏教担当の祖としての定恵が担うのはわかるとしても、大織冠を祭る談山神社も定恵となると少し疑問符がつく。
正史では死んだことになっている定恵がなぜ後世に残る偉業を成したのか。
なぜ手柄は不比等の独り占めではなかったのか。
考えてもわかることではないけれど、聖林寺と談山神社に行きたくて仕方がなくなった。
春に考えた旅だけれど、実現は秋になってしまった。
空蝉の悲しさよ
ここにきてようやく休みが取れたので旅にでた。
まずは宿探し。
ホテルを桜井を中心に探してもどうもしっくりこない。
平城は行かないけれど検索範囲を奈良に広げると面白いホテルを見つけた。
迷える仔羊は門をくぐった。
きれいで良いホテルだ。
駐車場もタダ。
奈良駅からJRで一駅だから、電車でもよいかもしれない。
繁華街を楽しむのでなければねw
さて、寺社巡りは改めて書くので以下食い物ネタを記す。
田舎で寿司を喰うべからず。
わかっちゃいるのだけれど、ホテルを出て駅前を徘徊すると寿司屋と大衆居酒屋しかない。
うーん、寿司屋にするか。
入ってビールと御新香を頼むと「漬け物ないよ」と大将。
じゃあ野菜の煮物は?と聞くとこれまた無し。
野菜は何があるの?と聞くとまさかの何も無し(゚o゚)/
仕方なく巻物の干瓢とサラダ巻きを頼む。
アイよとガリが山盛りで出てきてこれで我慢してと大将。
なんだかなぁとガリを喰う。
焼き物は何があるの?と聞くとノドグロと言うから海のない田舎でも仕入れられるんだと感心して頼むと、お客さん、生物駄目なんだねと決めつけられた。
あほか?
こっちがアンタの力量を品定めしているんじゃい!
かっぱ巻きだすならキュウリくらい漬けとけ!
出された巻物をほおばりながら大衆居酒屋にしておけば良かったと後悔。
ノドグロに罪はないがイマイチな焼き物を食べ、恐る恐る握りを頼んだ。
とりあえず、かんぱちとサーモン。
うーん、イマイチ。
穴子。
うーん、イマニ。
早々に退散した。
さて、翌日。
寿司屋は無いから大衆居酒屋か?
と思いながらダメもとで別の道を歩くとお好み焼き屋さんを発見。
突入した。
メニューを見るもお漬物なし。
ビールを頼んでお漬物ある?と恐る恐る尋ねた。
すると、まだ漬かりが浅いかもしれないけれど、と自家製の糠漬けの胡瓜を女将が出してくれた。
うみゃーい!!
これだよ!!!
昨日のリベンジとばかりにエノキ炒め、続いて野菜炒めと頼んだ。
シメに豚玉を喰う。
女将とお漬物の話しになって、サービスで生姜の梅漬けを御馳走になった。
いやぁ満足満足♪
御馳走様でした。
ということで、寺社巡りは改めて書くことにしよう。
おやすみなさいzzzzzzzzzz
Posted at 2013/10/04 20:57:31 | |
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