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こーづきの愛車 [マツダ アクセラスポーツ(ハッチバック)]

整備手帳

作業日:2022年9月25日

セレクタレバー(Mモードでシフトアップせず)交換

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 3時間以内
1
マニュアルモードでシフトアップしなくなりました。
パドルシフトだと問題なくアップするので、セレクタレバーのスイッチ故障と判断。

症状は最初、シフトミスかな?と思ったところから始まり、今絶対シフト入れたぞ?という疑惑へ。
最終的にいくらガコンガコンやろうがシフトアップしなりましたw
急変した感じですね。

そんなわけで交換しようと思いましたが、これ新品だと随分なお値段の様子なのでとりあえず中古を買ってみました。
12万キロ使ったらしい中古品は、一見大丈夫そうだったんですが、マニュアルモードにして上下に動かすとギーギー鳴るのを発見。
どれだけ動かしてもギーギー鳴る。
馴染みの問題ではなさそう。
塗布されてるグリス押し込んだりエアブローで吹き込んだりもしましたがダメ。
ギーギー鳴くのなんて付けたくないんでバラして問題を直しながら自分のとニコイチにしてみます!

まずはシフト周りのパネルを外していき、セレクタレバー本体を固定している四隅の10mmのボルトを外す。
セレクタケーブルはこの黒い四角ヤツの下側にツメがついているので、爪を押しながら(写真の状態で見て、手前側に何か工具で爪を押す)ケーブルを上方向に引っ張る。
そこまで取り外しは厳しくないです。
奥行あるし。
2
セレクタケーブルから右の方に目をやるとハーネスを固定してるクリップがあります。
ペンチなどで裏から摘まんで、上に持ち上げて取り外す。
3
ハーネス前側の固定が緩めばセレクタレバー本体が左右に動かせる幅が広がるのでそこでケーブルの固定を外していきます。
ケーブルをセレクタレバー台座から取り外した状態で、このワイヤー先端の取り付け部から写真の方向手前に引っ張る。
ここはただ突起にハマっているだけなので引っ張ればOKですが、ワイヤー調整機構部がすぐ側なので無暗に回転させない事。
4
シフト操作やシフトイルミなどの電源関連のカプラーも刺さっています。
これもカプラーの爪を押しながら引いてカプラーを抜く。

この時、バッテリーのマイナスを外していないならカプラー外す前にシフトパネルの電球だけでも先に抜いておくといいかも。
もしかしたらここ、そのまま通電した状態だと電球切れるかもしれません(今回自分のも切れたし、中古のも電球切れてた)
5
どこのクリップの写真だよってなるかもしれませんが、セレクタレバー天面から見て、右下にハーネスのクリップがあります。
そのクリップを裏側から撮った写真です。
これがこのセレクタレバー交換作業の最難関かもしれません。
見えないし外しづらい。
いらついて引きちぎるのは止しましょうw
6
このクリップ外れねー外れねーってやってると…サイドブレーキレバーのカバー部に傷をこうやって作ることになるので少しはこの辺養生するとかがオススメですね…w
自分のは過去の作業でこの辺は色んな傷だらけなのでもう今更…です。
多少はしょうがない!
7
クリップが外せたら、後はセレクタレバーを上に持ち上げれば簡単に抜けます。
それぞれの位置関係はこんな感じ。
作業スペースはまあまああるけど、いずれも手元、工具先が見えない作業になるのでじっくり作業するのが良いかと。
8
左12万キロ品と右22万キロ品。
12万も大概だけど、22万キロの自分のと比べたら、10万キロ分も若返るんだから今回はいいでしょう!?
9
この辺は整備書にも記載がない作業なので、ボカしながらの話にします。

これはセレクタレバーの中心を通っているボルト。
上は自分の22万キロ使用の物。
下は中古の12万キロ使用の物。
シフト機構がこのボルトを軸にして左右へガコガコ動くんですが、どうも12万キロの方はゲート操作を日頃からガガガッ!と速く雑な操作をしていた様ですね。
そもそも雑に操作しない自分の22万キロの方は10万キロ分も長く使っているのに擦れ変色が全然ありません。
扱いが雑だと、出るところ出ます。

自分の方を使おう。
10
レバーの隣にある機構。
この突起の下にスプリングが入っていて、相手側の溝と合わさってシフト操作のあのガコガコした節度を生み出しています。

金属の先端摩耗はどちらも気になるものはありませんでしたが、自分の22万キロ使用の方はスプリングのへたりが見られました。
突起ごと押してストロークを見たら戻りがちょっとだけ悪い。

中古の方を使おう。
11
レバー機構に組み込まれる突起。
先の10番写真同様にスプリングがこれの下に組み込まれるんですが、これは摩耗がどちらも凄い!
凄いんだけど22万キロ使った自分の方はもう凄く斜めに偏摩耗していました。
グリスを塗った樹脂に直接当ててる部分なんですが、柔らかい金属らしく樹脂側を傷つけない様になっているんでしょうか。
そのせいかグリスは真っ黒になってたので汚れたグリスはぬぐって、元々はみ出していた綺麗なグリスをかき集めて(純正塗布のグリスをあくまでも使用してます)塗っておきました。

これは中古の方を使います。
12
レバー本体はどちらも見た感じの状態としては問題ないと思いますが、12万キロの方はマニュアルモードに入れると上下操作した時にこの部分がギーギー常に鳴いていたのがとにかく気になるし、シフト操作がそもそも荒かった痕跡もあるので…
自分の方を使う事にします。
13
中古セレクタレバーの方は届いて最初に全体をエアブローなど済ませておいたので、バラした部品をそれぞれグリスアップなどしながら組み立てて、適切なトルクで締め付けて完成。
後は車内に逆の手順で戻すだけ。
クリップを外すのが最難関なくらいだったので、戻すのは非常に楽ですw
実走行前に、駐車場敷地内でP、R、N、D、Mそれぞれ操作をして問題がないか必ず確認!

で。
今回は作業した時にシフトパターンイルミバルブのフィラメント飛んでしまったので、ここならあるはず!というお店へ行き、無事見つかって買ってきました。
写真のT5の1.7Wが適合です。
まぁ22万キロもの間切れなかったバルブも黒く煤けてきていましたから、リフレッシュになりましたかね!

シフト操作がそれまでの『ガゴガゴガッゴ!』みたいな感じが、『カッカッカン!』って驚くほど軽やかになって笑えます。
シフトアップも『カッコ』という感じから『ヌッ』みたいな超滑らかさで音もしません。
勿論、今回の作業の発端となったシフトアップしなくなったーというのもそのままセレクタレバー台座そのものを12万キロの方のに交換してますから問題なく復活。

今回は良いニコイチができましたが、バラしてみて構造を知って考えると…まぁ22万キロ分使えばしょうがないか!ってところでした。
次がもしあるなら新品ですね。
というか一般的には新品にしましょうw

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