リアワイパー、モータ軸部ブッシュ交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
BLアクセラも古くなりました。
オフで雨漏りの話もちらほら…
テールの方はリフレッシュ済みですが、ワイパーの方は新車時のままなので今回交換する事にしました。
ワイパーアーム根元のカバーは単独で外せます。
中に対辺10mmのナットがいるのでそれを外して、ワイパーアームごと引っこ抜いておきます。
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バックドアの内張りは奥側の横長パネル、それに続く縦長のパネル、最後にでかいパネルを外す流れです。
意外とクリップは頑丈なものが多く使われているのでパワーで引っ張れば大丈夫ですが、ここのクリップの取り外し方はちょっとユニーク。
何と球面部分が持ち上がるんですw
引っ張ってやれば取れます。
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1ヵ所だけ手を掛ける部分にプラスネジが隠れています。
他は全てクリップです。
どうなってるんだ?ってなるところもありますが、基本的にはツメでパネル同士の繋ぎ目が引っ掛かって繋がっている感じ。
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全てのクリップが外れたら端から引っ張り上げていけばバコン!!と取れるんですが、外れた勢いでこのパネルが吹っ飛びます(吹っ飛びました)
たまたまリアバンパーにヒットしなかったから良かったけど、下側は養生しておくか、上手く構えるかしないと傷作ってしまいますね。
要注意部分。
5
全部外したところはこんな感じ。
大型リアスポイラーの固定M6フランジナットを落として無くしてしまった方、このタイミングにマグネットでも突っ込んで探して救助しておきましょうw
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リアワイパーモータはこんな感じで付いています。
全て10mmですが、張り付いているのでちょっと無理せず丁寧に力を入れて緩めます。
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ワイパーモータを引き下ろすと同時に、ぼろぼろとカスが一緒に落下してきますがここまでやって、やっと件のブッシュと対面。
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バックドアを下げて、片手で下から引っ張りながら上から押しながらーってやってたら、ブッシュの上側がべこっと千切れました…
もうゴム質が限界だったんですね。
良かった、雨漏りするまでカウントダウンだったかもしれない。
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実際はこんな風にセットされている状態になります。
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新旧比較。
現行版は形状が改良されていました!
外縁が違いますね。
新品ブッシュには最初からグリスが封入されていますが、装着前にブッシュ外側全体を潤滑油で滑りを良くしておきます。
ゴムがきゅっきゅして滑りが悪く、バックドア穴に綺麗に収まりにくいので。
滑りが悪いせいで隙間が出来て雨漏りしたら元も子もないですから。
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側面から新旧比較。
新しい方はリップが立っている違いはありましたが、側面は同じですね。
古い方は単に押し当てられて縮んだだけかと。
リップ部がガラス、ガラスと鉄板の間を埋める部分、内張側鉄板の傘部分の3ヵ所でシールする感じ。
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新型ブッシュをセットしてみて、そういう事か!ってなりました。
旧型はゴムを押し当てるだけの構造だったのが、新型は縁が出来ていてシール性が高そうです(このページの項目1写真と比較すると分かりやすい)
この縁部分をきちんと入れ込む為に、ブッシュの飛び出てる部分をつまんで入れ込む必要があります。
良く確認してシワ、隙間が出来ていないか見る事。
この工程をスムーズ且つ確実にする為にブッシュ外側に潤滑油を塗ってから入れた方がいい、と判断しました。
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後は逆の手順で内張を戻していき、最後にワイパーアームを装着したら完成。
雨漏りしません様に!
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