森林浴健康法

40代になると、何気ない瞬間に
「あれ？」
と思う事が、一つずつ増えてくる。
「あれ？」
というのは、身体に関する事。

こんなハードに身体を酷使しているワタシでも、
「年齢？？」
という瞬間がある。

先日とある医療関係者が発表した内容をざっくりと…

身体にはNK細胞という（ナチュラルキラー細胞）身体にとっておまわりさん的な
細胞があるのは広く知られている。

こいつらが、しっかり、数を揃えて、元気でいると、外から入り込んだウィルスや、内部から発生したガン細胞、要するに、
「こいつは敵だ！」
と判断される者に対して、戦ってくれる頼もしい奴らだ。

又、話題のアンチエイジングに対しても効果を発揮するらしい。

で、実験したそうな。

1,買い物グループ　＆　2,旅行グループ　＆　3,森林浴グループ
一泊二日間、分けたメンバーの、NK細胞の数と活性率の変化をまとめた。

１、は、ほぼ、変わらず。好きなものの買い物にも関わらず、数と活性率共に変化は少なかった。

２、は一日目は、数と活性率共に上昇、二日目は維持、しかし、帰宅後、２～3日で、元の数値に近く戻ってしまった。

３、は２、と同様、数値が上昇し、二日目も上昇。一番の違いは、帰宅度、28日かかって元の数値に
戻ったという事だった。しかも、一日、3時間のトレッキングだったそうだ。

と、言う事は、月に一度、林や、森、公園の中を片道1時間半歩くだけで、病気にかかりにくい身体になるという事か…。
何が、幸いしたかはハッキリとは解っていない。
視覚的効果か、（老眼にいいらしい）嗅覚的効果か、（フィトンチッド）皮膚からの影響か（マイナスイオン）はたまた、心の問題か？？（コニュ二ケーション円滑化）

それともう一つ。
山に行く方は気づいていると思うが、標高2400以上になる高所では雑菌が極端に減る。
その証拠に、何泊か山小屋や、テン泊する時に、靴下の匂いを嗅いでほしい。
下界であれば、二日、同じ靴下をはく事はあり得ない。
しかし、山では、普通だ。というか、平気だ。というか、一日中履いていたとは思えない。
頭も何日か洗わなくても意外と平気。

何よりも、山屋は、年齢に比べて若い。場合によっては、10歳も違って見える。
若いから登るのか、登るから、若いのか？？

そこには何かあるから人は行くんだろうけど…。

身体の変えは効かない。パーツも変えられない。壊れないよう、日々付き合おう…